>>472
まぁまずは484読んでね。米国内部も一枚岩ではないよ。
そして、君は少し深呼吸をして頭を冷やしなさいな。
無条件降伏への決断に向けて必要な判断材料は「次はあり得る」だけじゃないよ。


    ・ 広島に投下された新型爆弾の威力はどれほどのものか。被害はどれほどか。
    ・ 米国による今後の再投下はあり得るとして、その確率はどれぐらいか。
    ・ 米国による今後の再投下が実施される場合、その時期はいつか。再交渉の時間はあるか否か。
    ・ 原爆投下をすでに実施した米国は、今後条件交渉に乗ってくれる可能性はあるか。
    ・ 無条件降伏をした場合、共和制への移行を強制させられるか。
    ・ 仮に共和制に移行した場合に、共産主義革命の惨禍は避けられるか。
    ・ 共産主義革命が発生し得ないようにするには、今、事前にできることはないか。

    無条件降伏に向けての論点はざっと整理しただけでこれだけある(おそらく、当時であればもっと細かい論点もあっただろう)
    さて、君は、大日本帝国の指導者がこれだけの論点に対して、
    一瞬で議論を展開・収束し、路線変更を結論付けて、その方針を指導者全員で意思統一できるようなスーパーマンだと思ってたのかい?


今回のコロナ騒ぎを見てごらん。緊急事態宣言の発令だけでもこれだけの時間がかかったんだ。
技術や論理が発達した現代で国家存亡とまではいかない政策決定でも長い時間を要したのに、↑は70年前の国家存亡を直接左右する決断事項だ。

さあ、君が「放置ではない」と認識するには、上記のトピックの議論・結論・意思統一・打診を大日本帝国の指導者はどれだけのスパンでこなせばよかったんだい?
ちなみに、君は無意識に(意識的に?)思考の枠外に置きたがっているようだが、日本は4日後には無条件降伏を受諾しているわけだがね