参考 https://gendai.media/articles/-/98174?page=5

 この記事によれば、今回の国葬に批判が巻き上がっているのは時期が遅すぎるためとのこと。

 確かにハルビンで暗殺された伊藤博文の東京での国葬が死後の10日後というのならあまりにも遅い。外国でも半旗が掲げられたり、議会が追悼決議されていた時期の国葬なら、こんなに批判は出なかっただろう。

 では、なぜ3か月もたってからのか。

 岸田首相は、安倍元総理と政策を違えている。アベノミクスから新しい資本主義に変え、おそらく外交方針も変えたいのだろう。憲法改正にも言葉とは裏腹に積極的な態度が見て取れない。
 その岸田首相にとって、安倍元首相のレガシーが高く評価されることは都合がよくない。高評価のある政策を変更することは、強い批判を招くからだ。
 国葬が批判なく盛大に行われれば、倍政治は歴史的に評価されている証左になるだろう。岸田首相にとっては国葬への批判が大きいほうが都合がいいわけだ。

 国葬を不自然なほど遅い時期に設定したのは、岸田首相の陰謀ではないのか。