自分もシリーズ化前提の作品には疑問を感じるクチ。
長けりゃ面白いor価値があるってわけじゃないもんね。
今手元にある翻訳SF小説本から1950年代のを何冊か見繕ってみたけど、
「人形つかい」(1951) 「虎よ、虎よ!」(1956)「夏への扉」(1956) 「宇宙の眼」(1957)
結構内容が濃い割りには大して長くない作品が多いのね。
「宇宙の戦士」(1960)「幼年期の終り」(1956)なんか長い方だけど分冊するほどじゃないし。
1972年の作だけど「ストーカー」なんて、小ネタが豊富だから
その気になれば引き延ばそうと思えばナンボでも延ばせるけど短くてアッサリしてる。
欧米の出版界には何時頃からか「大長編でなきゃダメ」みたいな決まりでも出来たんかね?