小松左京スレ おそらく第16 [無断転載禁止]©2ch.net
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ここは、『果しなき流れの果に』『復活の日』『日本沈没』「くだんのはは」「神への長い道」など
数々の作品を著わし、日本SF史に不滅の足跡を残した作家、小松左京(1931-2011)のスレです。 「二十一世紀の半ば、思いもかけぬ大地震と地質変動で、日本列島が、わずかな高山頂をのこして、海底に沈んでから、この古い歴史を持つ、文明度の高い、エネルギッシュな民族は、祖国を失った。」
ハヤカワ文庫版の262ページです。 御大がインタビューだか対談で言うとった。
果てしなき流れの果てにのその部分は、俺らが生きてる時間軸では
第2部相当、物語世界の時間軸では第3部相当なんや。 >>155
152です
丁寧に教えてくれてありがとう!スッキリしました
>>156
興味深い情報ありがとう
でも第2部は物語に入っていけなくて半分も読まずにやめちゃった さっき気付いたんだけど俺らの時間軸ってのは作品発表順って事で、俺
それを間違ってた、ごめんです。
発表順は「果てしなき流れの果てに」「日本沈没」「第二部」
作品世界の時間軸では
「日本沈没」「第二部」「果てしなき流れの果てにの国歌唱和シーン」
って事っす。 >>157
あら もったいない
「紙か髪か」な世の中にならんうちに早く読みなはれ。 「果てしなき流れの果に」で祖国を失って難民となった日本人を
受け入れた国々が抱え込むことになった厄介な問題について。
「ある国では、一種の、歴史的な『復讐』が行われた」
とあるけど、ある国とはやっぱりあの国だよね。ガクガクブルブル。 小松左京が言うのは中国だと思うよ。「復活の日」にも何ヶ所か日中戦に触れた場所がある。 「復活の日」は1964年、終戦から19年後
「果てしなき流れの果てに」は1965年、終戦から20年後
「日本沈没」は1973年、終戦から28年後
シベリア抑留も市街地への空襲も実際に経験した人が読むこともあったろうね。
中国で暮らしていて終戦で引き上げた人も。
復讐という箇所でふと思い出す出来事がある人もいたかも。 歴史的復讐というならオーストラリア、オランダ、英国、アメリカ、ヴェトナム、フィリピン
の可能性もあるよなあ。
その他、東南アジア諸国とか。 昭和40年代の一般の日本人にとって、韓国・北朝鮮は正直「眼中になかった」と思う。 豊田有恒くらいだな。当時必死で韓国を礼賛してたのは 特攻隊の遺体からトロフィーとってそれで飛行甲板上でサッカー。
日本兵捕虜を輸送機から突き落とす。
沈没船から泳いで逃れた日本兵を浜辺の流木で撲殺。
日本に対する憎悪って戦中戦後、東西問わずあったからな。 第2部の上巻の最後が
惨殺された日本人の死体山積みの場面だったね すんごい亀だけど>>109
それ小松左京じゃなくて北村小松が正しいらしい
一時はさも本当のことのように何年もwikiにも書いてあったが削除された そういえば小松左京の熱烈的ファンだった中学のころ、
ある朝、兄貴に「小松左京テレビに出てるぞ」とたたき起こされ
あわててテレビの前に座ると出てるのは小松ほうせいだった。
怒って「てめー小松左京じゃねーじゃねーか」と怒鳴ると
「はぁ?小松さぁ今日テレビに出てるぞ、って言ったんだけど」ととぼけやがったので
ボコボコにしたった 小松の親分さんって言ったら小松政夫だろーー
唯一存命 カッパで買ったし、光文社のキンドルも買った。今度の500円は確かに安いが、悩むな。 光文社文庫の kindle版「日本沈没」が50%ポイント還元中。
上下巻で実質 540円でいい買い物をしたと思ってたのに… こちらも先日光文社のセールで日本沈没を購入したばかりなので、文春の決定版は見送り
一方、こうしたかたちで小松左京の作品に触れる読者が増えることは歓迎したいと思う
カッパブックスの初版には挿絵だけでなく写真、地図、図版など豊富に収録されており、中盤は
ちょっとした科学解説書のような構成になっていて、今回の決定版は出版当初の雰囲気を再現
したような内容になっているもよう >>175
光文社文庫版を10日前に買ったばかりなんだよ。
当方、若い頃は星新一に嵌ってたんだけど、中年になった今
ようやく小松左京の魅力に気づいて読み漁ってるところ。
「日本沈没」は未読。よりによってこんなタイミングでと思ったけど
決定版の4大特徴の魅力にあがらえず、こちらも買っちゃった。 結局、こちらも 『日本沈没』 決定版を購入してしまったw
決定版はファイルサイズが大きいので、Kindle端末には入れずPC専用の参照資料、
ファイルサイズが小さい光文社版は、Kindle端末での読書用と使い分けることにした
決定版の特徴は、図版が最新の情報に更新され、かつカラー化されている点
また、各章末には本文中で起きた地殻変動が日本地図で示され、日本沈没の進行
状況が把握しやすくなっている
巻末には小松実盛氏の詳しい解説がつき、小松左京が高校時代に書いた漫画でも、
すでに日本を沈めるマッドサイエンティストの兵器を描いていたことには驚かされた
下の漫画、左上コマのセリフに注目 (2014年 米国で発見されたもの)
http://qbiz.jp/image/box/2f7a2e6cb9c4594849c5c0540f4c51c6.jpg
一方、文春文庫 『アメリカの壁』 の電子版も更新され、表紙と解説が追加となった
購入した本の更新ができるというのも、電子書籍の大きなメリットのひとつ
トランプ現象を受け電子版で緊急発売した 「アメリカの壁」 シングル版がかなりの
ヒットとなったらしく、このところ文春が電子書籍でやる気を出しているのは嬉しい オレも完全版を買った。読み比べるつもりはなかったが、光文社版のKindleと違う。
冒頭、小野寺が新幹線のビュッフェで郷とビールを飲んで、伏線となる不安な話をするところまでは一緒。
光文社版ではすぐに清水港に着くが、文春の完全版では在来線での人間くさい車内風景の描写が入る。
こちらが多分、初期形なんだろうな。
阪神大震災後、発行された光文社文庫版で小松が手を入れた部分を、元に戻したわけかな。
作者が削った部分を復活させて完全版もないと思うが。
この辺りの事情がよく分らん。 >>182
> 冒頭、小野寺が新幹線のビュッフェで郷とビールを飲んで、伏線となる不安な話をするところまでは一緒。
> 光文社版ではすぐに清水港に着くが、文春の完全版では在来線での人間くさい車内風景の描写が入る。
ボロボロになった1973年のカッパブックス版 『日本沈没』 を引っ張り出して較べてみた
うん、たしかに初期の本には旧東海道線での車内風景の描写が入っているね >>183
あのカッパ版をまだ持ってるのが はすごいね。
同じ本を買ったと思っていたら、違った。
初版と訂正版と考えればよかった気がして来た。 >>182
えっ
列車内で向かいの席だかの親子連れだかに冷凍みかんだかを貰ったり、
下車後に、まだ列車で先に行くその親子連れが窓から手を振ってくれたりの
場面がない文庫版があるのか 83年の徳間文庫版にはあるな。冷凍ミカンじゃなくてゆでたまごだった。
「最近登呂で見つかった古代住居」とあるのに気がついてびっくりした。 現在店頭に置かれている 『日本沈没』 は、光文社文庫、小学館文庫どちらも、
静岡から焼津まで行く東海道線車内の情景描写はカットされているはず
ほかにどういう変更が加えられているのか、もう少し調べないと分からないけど、
どうやら文章が発表当初の原形を保っているのは、現在新刊として入手できる
『日本沈没』 の中では、今回の 「決定版」 だけかも知れない >>186
> 「最近登呂で見つかった古代住居」
ん? そこは、「登呂遺跡の近所に最近発見された新しい古代住居跡」 と書かれているはず 光文社のKindle版では小野寺は清水港に着くが、完全版では焼津港に着く。清水港の方が大きくて設備がいいからかな。
執筆時からみて近未来小説だから、阪神大震災以降に改稿したんだろうね。
最相葉月によると星新一は自作が古びないように細かく手を入れたらしいが、小松左京も案外そうだったのかな。
であればKindleで光文社版と文春版の両方を買う価値はあった。まあ、無理やりだけどW たたかえジュピター
【宇宙】アンドロメダの「超巨大ブラックホール」が時速40万キロで地球に接近中 太陽の400万倍の質量に呑み込まれ地球滅亡へ [無断転載禁止]©2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/にゅうすぷらす/1501585966/ 秒速100キロ強か。
近くに来るまで60億年ほどかかるな。 相対論的には、地球が時速40万キロで超巨大ブラックホールに突進中とも言える。 DVDを借りて久しぶりに「博士の異常な愛情」を観た。脚本も演技も素晴らしいが、なによりカメラワークがいいな。ジャック"ザ"リッパー将軍を下から見上げるアングルがいいな。
復活の日がこの映画より先を進んでいたと思うと誇らしい。 博士の異常な愛情」ってタイトル、絶対釣りだよなぁ。
俺も高校の頃、どんな異常な性癖なんだとつられてビデオ買ってしまった。 昨夜は酔っ払っていたので、なんでこのスレに書き込んだのかよくわからないな。
個人的に選ぶ洋画意訳邦題ベスト。
「僕の村は戦場だった」(直訳「イワンの少年時代」)
「博士の異常な愛情」(直訳「ストレンジラブ博士」)
「アパートの鍵貸します」(直訳「アパートメント」)
小松御大と関係なくてすまん。 どっちかってえとコップ一杯の戦争じゃないかね>Drストレンジラヴ
また明日逢いましょうのキノコ雲が地平線の彼方に没してるどっかに屋台があって、ぐびと呑んでるんだぜ。何日かしたら放射能が廻って来る訳だが。 大河ドラマ「おんな城主 直虎」には毎週、映画や小説の題名を
もじったサブタイトルがつくんだけど来週は「復活の火」。
元ネタはもちろん小松左京の「復活の日」だと思われる。 >>199
そういうふざけたドラマだったのか
それにしても主演が阿部玲子の中の人だってのに 阿倍玲子と聞いて、由美かおるとかいしだあゆみを想像してしまったワタクシは古い男でございます。 そう言えば最近由美かおる見ないなー
黄門復活の話は耳にしたが >>202
youtubeで「エスパイ 由美かおる」であてればいつでも見れる。 サワコの朝に出てたが50年前と体型がほとんど
変わってないそうな
顔はお直ししてると観た。 「日本沈没」読み終えた。決定版の写真は臨場感があるし
図のおかげで文章だけで説明されるより理解しやすかった。
光文社文庫のよりも少し細かく段落分けされているのも読みやすく
やっぱり決定版を買っといて良かった。
テープ穿孔器なんてものが出てくるのに時代を感じた。
考えてみれば発表された頃はプロッピーディスクも普及してなくて
紙テープの時代だったんだな。うちは町工場でNCデータを紙テープ
に打ち出して機械に読み込ませて加工するなんてことしてたんで
懐かしかった。 儂も学校の授業でFortranを習った時は紙テープじゃったよ
コンソール画面は無い為、タイプでプログラムの紙テープを作成すると、
同時にプログラムのソースコードが紙に印字されるので、そのソースを
ながめデバッグをするという作業でしたじゃ 昔のSF映画見てると吐き出される紙テープを見てて
突然「大変だ!」とか叫ぶ人いたよね >>210
ウルトラマンのフジ隊員がそれやって『キャップ!』ってやってた。 >>209
うん、冗談じゃなく実際にいた
うちの学校のプログラミング担当教師も、生徒のタイピングミスが多く授業時間が
残り少なくなると、紙テープで直接デバッグしてコンパイル通してたからね
紙テープの穴を読みバグってる部分を切り、そこにコマンドを修正した紙テープを
挿入するというアバウトな方法でコンパイルが通る、なかなかのどかな時代だった その頃のコンピュータは一番良い環境の部屋に
置いてたよなー
他の部屋は扇風機でそれでも足りなくて裸に成ったり団扇パタパタしてたのに
コンピュータ室だけは高価なエアコンでギンギンに冷えてた。 記憶 カセットテープがフロッピーとMOに駆逐されていく時代にPCを初めて触った
人間なので、そういう人間からするとカセット以前のパンチテープは
伝説の古代文明の遺物に見える kindle版の角川文庫小松左京の電子書籍がお買い得価格になってる。
この機会に何冊か買っておこうと思うのですが
こいつは読んどけっていうお勧めがあれば教えてください。 復活の日、果しなき流れの果に、ゴルディアスの結び目、エスパイ >>215
30%でしょ。
まだ手を出すほどのことではない(キリッ >>216
ハテハテのみ既読。
レビューやネットでの評価が高かったのと内容紹介に惹かれて。
宇宙の秩序を制御する者の存在って「幼年期の終わり」にも
通じるものがあるけど、こちらの方がスリリングで面白かった。
他の3つ、押さえときます。
>>217
由美かおるのおっぱいがSサイズってことはないですよね。
>>218
そういえば「地には平和を」を買ったときは50%OFFでした。 >>220
由美かおるのDVDとはなんたるアナクロニズム!
ここは8ミリだろう。 おっぱいの前にDVDも8oもない!
ただただおっぱいがあるのみ! これこれ。8ミリなんて言うと、若い人が誤解するかもしれません。ここはきっちりシングル8と言わないと。
家に転がってたスウェーデン製ブルーフィルムがシングル8じゃないフォーマットで、いろいろ調べて部品を集め、映写機を改造してなんとか見た思い出。高1の夏休みだったかな。 「エリアを行く」が載った放送朝日が欲しいが
どこの古本屋にも無いんだよな 読売テレビの「そこまで言って委員会」は「アメリカの壁」がテーマだ。
どんな話になるのか、楽しみだぜ。 >>229
kindleのランキングにいきなり小松左京が入っててびっくりしたけど、このせいか 「そこまで言って委員会」とやらは次は
ハテナガを取り上げてほしい。 「そこまで言って委員会」では最初に「アメリカの壁」の再現ドラマみたいのが流される。
それから日本SFの第一人者「日本沈没」でおなじみの小松左京が40年前に書いた小説が、今、ネットで注目を、みたいな感じで本題に入っていった。
辛坊治郎が原作のコピーをもらって読んだが、コピーの順番が間違っていて、急にオチを読んでしまったとか言ってたな。全体的に好意的な紹介だった。
去年、ネットで騒がれ始めたと言ってたが、多分、このスレが最初じゃないかな。あの時も大統領になる前のトランプと対比させていた。 >>230
俺は基本紙の本派なんだけどアマゾンでは売り切れてたのでkindle版買うかぁと
迷っているところに、某所でSFマガジン1977年7月号に「アメリカの壁」が掲載されているという情報。
もしやと思って探したら押し入れにあったわ。該当SFマガジンw
ぱらぱらっと見た感じ、どうも当時は読まなかったみたいなので
これから40年ぶりに初めて目を通す。 アメリカの壁は読んでなかったけど、首都消失のほうを先に読んじゃったからなー アメリカの壁を読むのはまだ当分先かなぁ、いまは日本沈没(決定版)を読んでいるところ
クラークの2001年を読んだあと、宇宙空間の寂しさで人恋しくなり、なんとなく沈没を読み
始めたのだけど、こんどは狭い日本に人がぎゅう詰めで、ちょっと息苦しくなるほど
関東大地震の混乱と避難民の群れを逃れ、後半の少し静かなシーンに突入、ようやく一息
ついているという感じ ガオガモンの勝ち
ガオガモンの勝利
ガオガモンの大勝利
ガオガモンの完全勝利
ガオガモンの圧勝
ガオガモンの楽勝
ガオガモンの優勝
ガオガモンの連勝
ガオガモンの必勝
ガオガモンの完勝
ガオガモンの全勝
ガオガモンの奇勝
ガオガモンは強剛だよ
ガオガモンは強豪だよ
ガオガモンは強烈だよ
ガオガモンは強靭だよ
ガオガモンは強者だよ
ガオガモンは強大だよ
ガオガモンは強力だよ
ガオガモンは強いよ 『日本沈没』 (決定版) 読了。
今回の読書は、あまりの情報量の多さに頭がクラクラとした感じ。
70年代の社会風俗、深海潜水艇の装備や操作、成田や関西空港などさりげなく盛り込まれた
(当時まだ)近未来の社会インフラ、地質学の膨大な知見とリアルな描像、官僚組織や政治の
内幕と駆け引き、大災害の様子、自衛隊の装備などなど、これでもかというほど何から何まで
細かく描き込んでいる点にはさすがに圧倒された。
日本が崩壊するシーンでは、いま住んでいる地元の様子も細かく描写されており、大地溝帯が
分断されたのち、自分の町のどのあたりまで海水が押し寄せてくるのかも明らかにされている。
この数年で注目されるようになった地元の断層なども、大きな災害の引き金となることが44年前
すでに描かれており、小松左京という人が、どれだけ緻密に日本の地殻変動を捉えていたのか
が改めて実感され、本を読んでいてため息が出たほど。
それにしても、最近の読書では珍しく疲れはててしまったこの作品、400万部以上売れたという
話だけど、最後まで読み終えた人は半分もいないんじゃないかな...
小説好きというだけでは読み切れないような過剰と重厚長大さが、この作品にはあると思う。
当時、小松さんはホテルですれ違った田中角栄からも声をかけられたらしいけど、田中総理は
本当にこの本を最後まで読み切ることができたのか? このあたり田中疑惑が残りますなぁ... 世相とか考えると、読み終えた人は結構多いと思うよ。今読むと時代遅れの感が拭えない情景にしてから、当時としては当たり前だったわけだし。
ただ、やたらと小難しい日本が沈むプロセスの地質学物理学的な説明は飛ばして、日本が沈んで行くそのカタルシスで読みふけった人も多いはず、と思う。 竹内均いわく、日本沈没の科学的考察はほぼ修士論文に匹敵する 松本清張は太宰治と同い年だから、小松左京よりはかなりの先輩格
40歳過ぎてからプロの作家となり膨大な作品を書き残し、ベストセラーを連発し
作家の長者番付常連であり、晩年まで創作意欲がほとんど落ちなかったという
希有な作家のひとりで、ある意味別格
ただし筒井康隆の 『大いなる助走』 でも描かれているよう、氏はSFというものを
認めなかった作家でもあるため、日本のSFファンにとっては仇敵ともいえる存在
しかしながら、やはりSFに関しては小松左京の方が格上でしょう
ただし、1963年に清張自身も、Z国の核ミサイルが誤射され日本に到達するという
近未来パニック小説を書いており、それが昨今の北朝鮮情勢を受け再注目されて
いるというのだから、やはりタダ者ではない
松本清張 『神と野獣の日』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00PQMBGC8 >>241
そりゃ格で言えば芥川賞作家の松本清張が上でしょう
清張と対で語られるのは司馬遼太郎だよ
でもSF作家にそんな格は関係ナーイ ふと思い出したけど、筒井康隆が
「曽野綾子を読むと、人間はみな善人に見え
松本清張を読むと、人間はみな悪人に見え
筒井康隆を読むと、人間はみなキチガイに見える」と書いてた
小松左京関係なくてごめん >>244
曽野綾子?
三浦綾子の方がしっくりくるような気がする 曽野綾子といえば、南アフリカの人種隔離政策に賛同したり、高齢者は適当な時に
死ぬ義務があるとか主張している人だよね 清張は理科や数字が苦手だからSFを書かなかったけど
直木賞選考委員だからSFもそれなりに読んでいて
筒井の作品などは割と評価していた >>245
曽野綾子は「太郎物語」に限ってはそうかも。
他の作品は、アグネス・チャンが「だってみんないい人でした」と言った時に、「それは大人の発言として困ります。あり得ないからです」と返した人の書くものだな。 星さんが松本清張を絶対絶対許さないというぐらいに嫌ってたのは有名で、SF作家は右ならえで松本清張を嫌ってた?
だから筒井は清張をディスった?とか清張ファンに考察されてた
小松先生がどうだったのかは知らんが 星さんは星になった
松本さんと小松さんは松になった >>250
松本清張 星新一 でググったら一番上に出てくるね
お祖父様を悪人に書かれて憤慨したんだと
清張はそもそも異常なまでの学歴コンプで高学歴を目の敵にするって悪癖があったので、
星さんも小松さんも学歴からして地雷で清張によく思われてなかったのかもとか思ったり >>252
清張の最後の長編「神々の乱心」には、星一(星新一の父)や三島由紀夫の祖父が出てくる。
旅順の麻薬関係の話で、三島の祖父はかなり悪く書かれていたが、星一は非常に好意的だった。
この辺り、清張も気を遣ったのかと思ってしまうね。 三島由紀夫と松本清張の間には強烈な確執があったからね
清張に三島の祖父が悪く書かれているというのは納得できる
有名なところでは、中央公論社が 『日本の文学』 という文学全集を刊行するさい、
編集委員の一人だった三島が、清張作品の収録を強硬に反対したという話がある
おそらく清張の三島嫌いは上の件が発端になっている一方、すべてを観念を遠し
描くロマン派の三島と、事実を冷徹に見つめ本質に迫ろうとするリアリストの清張、
両者のあいだには、最初からそりの合わないところがあったのだろうと思う 清張は東大や早慶卒の新人編集者をいびる悪癖があったから
星がそれを聞いて嫌ったんだっけな。
星は酒の席で絡まれた安部公房も以後面会謝絶にしてる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています