何年も探している本があります。
よろしくお願いいたします。

[いつ読んだ]
1999〜2000年頃に図書館で借りて読みました。

[あらすじ]
父、母、小学生くらいの息子、娘の4人家族。
ある日息子がおかしな行動を取るようになり、常軌を逸していたため入院させる。
息子の件以外にも、街では不可思議な出来事が起こり始める。
原因が分からず困惑する両親だったが、
妖精のようなものが取り憑いたせいだと理解し、
息子を元に戻すために調査したり詳しい人に会いに行ったりする。

[覚えているエピソード]
息子が病室のベッドに寝ているシーン。
息子に取り憑いている妖精が姿を現すが、
蜘蛛の身体に動物のような頭がついていて餓鬼のようにお腹が丸々として、
この世のものとは思えないほどおぞましく醜い。
口からよだれをダラダラ垂らしている。
これが取り憑いて息子の身体を乗っ取り操っている。
両親はこの出来事により妖精の存在を確信し、
医師や警察など周囲の人々には理解してもらえないが、
息子を取り戻すために自ら行動を起こす。