日本SFこてんこてん
江戸時代あたりから終戦直後くらいまでの日本SFを語るスレです。
はやく言えばヨコジュンの守備範囲。
ヨコジュンの話題も大歓迎! とりあげず同人出版だけど、盛林堂ミステリアス文庫から出た
木々高太郎の『或る光線』は面白かった 江戸時代の黄表紙には
カッパはショタホモ、ろくろ首は陰キャ
鬼娘は暴力女だが実は美人
化け猫女郎はツンギレ、雪女は地雷
豆腐小僧はストーリーに関係無く豆腐持って通りがかるだけの不条理キャラと
作者が違っても
一貫して同じようなキャラクターとして描かれてる妖怪キャラが結構あるな
現代の水木しげるやトールキンのような
キャラの共通認識みたいなものを作った下地本が有るのか?
それとも、誰かが最初にウケたキャラを次々とパクってるだけなのか そういうのを掘り起こした水木しげるが偉大だったってことでは ヨコジュンの蔵書はどうなるんだろうな。
あの日下三蔵、並居る古本マニア・本キチガイの中でも一目置かれる、というかドン引きされる蔵書魔をして「異次元」と言わしめるとは凄まじいものだ。
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2019/01/17/024318 たしか古本屋に売ったって話だった
業者の市に出て散り散りになったんだろうな
>>2が書いてた盛林堂にも何冊か旧蔵書売ってた ここに蔵書整理の顛末があった。やはり売られてたのか。まことに蔵書一代……
https://books-match.com/blog/242/ ヨコジュンといえば
ちくま文庫から「平成古書奇談」が出た
日下たんグッジョブ! 戦前日本SFの最高峰といえば何といっても海野十三「十八時の音楽浴」
中学のとき図書室にあった早川の「世界SF全集」で読んでビックリ仰天した
ただ海野の他の作品はこれほどすごくないように思う 同じく蔵書家の鹿嶋茂はコレクションを公共機関に寄付するな論者だった
希少本は市場に出回るべきだから
SFクラスタ視点と古書クラスタ視点では考えが違う。 立花隆も猫ビルのあの膨大な蔵書は、一部を知人に譲った以外は全部古本屋行き。 立花隆とヨコジュンを同列に語らんでほしいのう
立花の蔵書なんか古書的価値からいえばゴミ同然じゃろ
知らんけど 確かにジャーナリストであって実用的な本ばかりだけど、大川周明全集とか結構高いのもある。 大川周明全集って「日本の古本屋」でみたら全七巻で22万円だから
一冊3万ちょいか
もちろんクズとは言えないけどそんな高くもないがな
ヨコジュンの旧蔵書はそんなもんやおまへんぞ〜
なんせ明治時代の激レア本なんかがけっこうあったからな 大元帥もパルプ雑誌なんかすごいコレクションだったらしいけど
あれも散り散りになったんだろうか でもヨコジュンの蔵書はそうはならなかったんだよね…… 大元帥の場合は寄贈だからな
つまり早川は金払わんでよかった
ヨコジュンも寄贈してたら散逸はしなかっただろうな…… それはそうと
戦前SFの最高峰は
木々高太郎の「睡り人形」! 「発酵人間」、
一部で笑いものになってるけど案外面白かった
文章もこなれていて一部のSF作家よりずっとマシ 横田純也の本をアマゾンで検索した時10万円のが出てきてびっくりした。 ソノラマ文庫の銀河笑撃隊。ヨコジュン作品では傍流なんだろうが(恐らく唯一のラノベ)、俺は個人的にファーストコンタクトなので気に入ってる。落語で宇宙戦争やらかすという怪作スペオペ。 >>25
おう、あれは面白かった。
謎のふうてん老人、松戸菜園が出てくるやつね。
あんなに家を留守にして両親は心配しないんだろうか、と思ったw 話は変わるけど
>>7のリンク先に出てくる盛林堂の店主がコロナになったそうだ(情報ソース:本人のツイッター)
おとろちいのうのう 熱中症怖いからマスク外せなんて、間違ったメッセージ出したもんだよな。
官僚メッセージの伝わらなさは異常。 安倍の警備の無能さが今の日本政治の無能さを象徴している 「左川ちか研究者・島田龍が発信する、古本キチガヒどもへの鉄槌」
https://ginpatsuhakusyaku.blogspot.com/2022/07/blog-post_26.html
>私利私欲から他人の発刊企画を潰しにかかるような輩が今後二度と発生しないよう、
>どうせここまで書いたんだったら杉並の某古書店≠ネどと曖昧にせず、
>盛林堂書房∞小野純一∞善渡爾宗衛∞小野塚力≠ニ実名を出せばよかったのに。 >そして今日の記事に該当する古本キチガヒな人々は、
>顔の見えないネット上ではなんか偉そうに息巻いているが、
>その実中身が何も無いので権威というものになびいているだけ。 古本は人の心を狂わせるのうのう
おとろちいのうのう そんなときにはヨコジュンの新刊
「平成古書奇談」を読まう! 「明治時代は謎だらけ」もいいよ!
小説じゃないけど ヨコジュン小説の最高傑作は「火星人類の逆襲」「人外魔境の秘密」の二部作じゃないかなあ
前者はウェルズ「宇宙戦争」、後者はドイル「失われた世界」のオマージュで
おなじみ押川春浪と天狗倶楽部の面々が大活躍! 古書マニア「復刊なんてとんでもない! 蔵書の価値が下がるではないか!」 「こてん古典」は少なくとも明治の部分はヨコジュンが晩年に出した
「近代日本奇想小説史 明治篇」でバージョンアップされてるからな・・・
と思ったら「奇想小説史」もいまは品切れなのか!
奇絶! 怪絶! また壮絶!!! 運転手は君だ
車掌は僕だ
あとの四人は電車のO脚! 「こてん古典」は復刊のオファーはあったが本人が拒否していたみたいね 完全リニューアルするつもりだったのかも
何にしても早すぎる死だった >>47
ウィキペディアによれば
>数社から復刊を打診されたものの、
>「古典SF研究の定本となってほしくない」という横田の意思があり、
>復刊は実現していない。
ちうことみたいだ 読むと無類に面白いんだけど、今の水準では資料的正確性は欠けるってことか? そこらへんは會津信吾が注釈のかたちで補筆すればOKと思うんだけどね
あのヨコジュン節は他にかえがたいから復刊してほしい ヨコジュンは
「引用のところは読まない読者がいる」
って怒ってたね