第17話「次男の頭はゴールデンウィーク」 脚本:浦沢義雄 監督:坂本太郎

ナイルの悪魔三兄弟の弟達は、長男の墓の前で復讐を誓った。次男は三男を腹パンして倒す。そして仇を討つために出かける
森の女王は美容院で顔パック、アイシャドウ、口紅、マニキュアを塗って、森に戻る。森の女王が滴占いをすると、この世で一番美しいのはトトメス
森の女王は泣きだす。突然大量のお賽銭が入ったので、ゴールデンウィークはティナは父親と一緒にハワイへ行くことにする。サナエはどこへも行けない
ティナはどこへも行けなくても元気が一番と励まし、サナエも同意する。ティナはサナエと別れて帰る。サナエも本当はハワイへ行きたい
でもナイルの悪魔はゴールデンウィークだといって休んでくれない。トトメスにゴールデンウィークはない。サナエは家に帰る。
マナミは、イツカの家は草津温泉に行くからうちも温泉に行こうと誘う。だがパパとママは、今からじゃ予約は無理、うちでゴロゴロにしているに限ると言う
サナエが帰ってくる。マナミはサナエに訴える。だがサナエは、遊べずに働いている人もいるんだがら、うちでゴロゴロしていられるのも幸せだと言う
それを聞いて、パパとママは感動して泣く。サナエは部屋に戻り、アメリカ、ニューヨーク、万里の長城を想像する。次男はトトメスを倒す方法を思案中
マナミがそばを通り過ぎる。「せっかくのゴールデンウィークだというのに…」。次男はそれを聞いて名案を思い浮かぶ。お宝魔法箱が鳴る
今日もまたナイルの悪魔が善良な市民を不幸のどん底に陥れようとしている。サナエは外に出て、ステッキでナイルの悪魔を捜す。悲鳴が聞こえる
サナエは走りながらトトメスに変身する。少女が倒れていた。トトメスが抱き起すと、少女は次男に変わる。次男はトトメスに襲いかかる
トトメスと次男は戦う。マナミが来て、物陰に隠れて見守る。次男はトトメスの頭を「せっかくのゴールデンウィーク」にしてやると言う
次男が横笛を吹くと、トトメスは意識が朦朧として、バリ島、インドを想像する。マナミは何となくトトメスが不利だと感じて、交番に行く
マナミは、トトメスが大ピンチだから応援にパトカーを10台くらい出すように頼む。警官は食事中だから、警察は応援できないと断る
トトメスは、香港、アフリカ、スフィンクス、ピラミッドを想像する。トトメスはステッキを落としてしまう。次男は横笛を剣に変えて、トトメスを襲う
トトメスはふらふらしながらもかわすが、転んでしまう。次男はトトメスに迫るが、風が吹いて邪魔をする。マナミが呼んだ自衛隊のヘリコプターだった
次男はトトメスのステッキを拾って逃げる。ヘリコプターがうるさいので、サナエは交番に戻り、もう終わったので警官に何とかするように頼む
警官は通信機で連絡して、ヘリコプターに帰ってもらう。サナエは警官に礼を言って、トトメスの所へ戻る。だがトトメスはいなくなっていた
トトメスは、ギリシャ、ベニス、アルプスを想像していた。「もう働くなんて嫌、このままゴールデンウィークしていたい」