第21話「黄金の梅雨前線」 脚本:浦沢義雄 監督:岩原直樹

サナエは夢を見てうなされる。ナイルの悪魔4人組が伝説のてるてる坊主を復活させるために、トトメスの夢に参上したのだ
ナイルの悪魔4人組は鍋の中にタコの足みたいな物を次々に投入した。サナエは目覚めて「伝説のてるてる坊主」と言うが、また寝てしまう
ナイルの悪魔4人組「伝説のてるてる坊主、それは古代エジプトの上空を黄金の梅雨前線が覆っていた。黄金の梅雨前線は古代エジプトの大地に黄金の雨を降らせた。
 古代エジプト人達は争うように黄金の雨を奪いあった。黄金の雨に目のくらんだ古代エジプト人達は、なんでもお金で解決する嫌な体質となった。
 このままでは古代エジプト文明が滅んでしまう。そこに古代エジプト文明の危機を救う者が現れた。それがトトメス。それがトトメス。
 トトメスはてるてる坊主を作って軒下に吊るした。古代エジプトの上空から黄金の梅雨前線は地中海に逸れ消滅した。
 古代エジプト人のなんでもお金で解決する嫌な体質は治った。我々ナイルの悪魔4人組は、このトトメスが作ったてるてる坊主を復活させ逆さに吊るして、
 日本の上空に梅雨前線を蘇らせ黄金の雨を降らし、日本人をなんでもお金で解決する嫌な体質にしてやる。」
そんなことはさなせいと、サナエは起きてトトメスに変身する。パパ、ママ、マナミが部屋に来たので、トトメスは失礼して部屋を出て行こうとする
パパがトトメスを朝御飯に誘い、ママが急いで作る。マナミはサナエを呼びに行く。トトメスは、今日は見回りと誤魔化す。パパはトトメスの写真を撮る
マナミはサナエがいないと言う。パパは、トトメス、ママ、マナミを一緒に撮ろうとする。お宝魔法箱が鳴ったので、トトメスは席を立って外へ出て行く
だがステッキを忘れていった。トトメスの前にナイルの悪魔4人組が現れる。ナイルの悪魔4人組は、伝説のてるてる坊主の在処を教えろと迫る
だがトトメスは知らない。そこで思い出させるために、ナイルの悪魔4人組はトトメスに襲い掛かる。トトメスはステッキがないので、捕まってしまう
パパが来て、ステッキをトトメスに投げ渡す。トトメスはナイルの悪魔4人組を相手に互角以上に戦う。だがナイルの悪魔4人組の一人がパパを人質にする
そして先祖が隠した伝説のてるてる坊主を捜して来いと要求する。トトメスはナイルの悪魔4人組の一人に投げ飛ばされる
ナイルの悪魔4人組は、パパを人質にして消える。トトメスは気を失う。初代トトメスが現れ、伝説のてるてる坊主はお花畑で蜜を吸っていると言う
トトメスはお花畑がどこにあるか聞くが、初代トトメスは消えてしまう。トトメスは気がつく。目の前に自転車があった
トトメスは、この自転車に乗れば伝説のてるてる坊主が蜜を吸うお花畑に行けるかもしれないと思い、自転車を漕いで行く
中島家ではママとマナミがパパの帰りを待っていたが、遅いので寝てしまう