第25話「ザリガニのバンザイ」 脚本:浦沢義雄 監督:佐伯孚治

サナエはパパにお茶を淹れようとする。ママはパパにお風呂のカビを洗ってくれるように頼む。パパは渋々やることになる。サナエの淹れたお茶を飲む暇もない
マナミか川原で花を摘んでいると、グンチャラ共和国のダメンテ大統領と通訳が川でゴムボードを漕いでいる。2人は岸に上陸する
マナミに見つかると2人は中国語のラッパを踊り、名もない芸人だと誤魔化す。だがマナミには通じず、マナミは警察に知らせに行く
2人は追いかけるが、空腹で倒れる。マナミは2人を中島家に連れて帰る。サナエは2人に飯を食べさせる。パパはせっかくの日曜日なのに、風呂でカビ掃除
サナエは中島家がかかあ天下の家庭だと言うと、ダメンテ大統領がかかあ天下の意味を聞く。サナエは、旦那さんより奥さんのほうが強いと説明する
サナエは、八百屋さんの家もかかあ天下だと言う。そう言っている間に、ダメンテ大統領と通訳は逃げる
ダメンテ大統領は、日本の優秀なかかあ天下をグンチャラ共和国に密輸しようとする。2人は田んぼで「ナイルの悪魔、万歳」を叫ぶ
ザリガニを見つけて網で救い、「ナイルの悪魔、万歳」に釣られて田んぼの中から万歳をしながら出てきたのでナイルの悪魔だ、白状しろと迫る
2人はザリガニをくすぐると、ザリガニはナイルの悪魔だと白状する。ダメンテ大統領は、先日ニューヨークで自販機でジュースを買おうとしたが出てこない
ダメンテ大統領は怒ってアメリカと戦争するつもり。グンチャラ共和国には強力な軍隊がない。日本の優秀なかかあ天下を捕まえ、グンチャラ共和国に密輸して
強力な兵士にすることにした。ナイルの悪魔に日本から優秀なかかあ天下を集めてもらいたい。ナイルの悪魔は、トトメスに捕まってしまうから出来ないと断る
ダメンテ大統領は礼は充分にすると言うが、ナイルの悪魔にはザリガニとして愛する妻や子がいる。ダメンテ大統領は、奥さんや子供を幸せにしたくないのかと言う
ナイルの悪魔はザリガニとしての幸せを妄想する。ナイルの悪魔はダメンテ大統領の頼みを聞く。かかあ天下を捕まえるのは、ダメンテ大統領と通訳の役目
ナイルの悪魔はかかあ天下の情報だけを集める。ナイルの悪魔は田中青果店の主人に宿り、町のかかあ天下の情報を得ようとする
八百屋の主人「この町で一番のかかあ天下、それはうちのかあちゃん。二番目は肉屋のおかみさん。そして次は…」