第30話「ワルサの恋人」 脚本:浦沢義雄 監督:坂本太郎

マナミはサナエに自分の代わりに夏期講習に行ってくれるように頼む
イツカ、ハナコも夏季講習に行くと言っていたが、イツカはミャンマー、ハナコはモンゴルに行ってしまった。マナミはザイールに行くと言ってある
サナエは夏期講習に行くように諭す。サナエは渋々松本塾に行き、旅行中のイツカやハナコを妄想する。岡田君や佐伯君は北海道
イツカとハナコも夏期講習に来る。大勢のナイルの悪魔達を前にして、禿げ頭で八の字髭のナイルの悪魔が団結が必要だと演説していた
ワルサが現れて、団結してトトメスを倒すときがやってきたと主張する。ナイルの悪魔達は拍手喝采し、ワルサの名前を連呼する
ワルサはイナゴ型のナイルの悪魔・ワルサの恋人に公園に呼び出される。ワルサの恋人は委員長を辞めてくれるように頼む
ワルサはワルサの恋人を踏みつぶそうとするが、できない。ワルサの恋人は、委員長と私とどっちが大切なのか聞く。ワルサは委員長と答える
松本塾での授業が終わり、マナミ、イツカ、ハナコは公園でソフトクリームを食べる。山崎(松本塾で一番偏差値が高い)が来て、マナミを呼ぶ
山崎はマナミの夏休みの宿題をやってやると言うが、気持ち悪いのでマナミは断る。マナミは帰宅して牛乳を飲む。イツカから電話がかかる
イツカの家にも山崎が来て宿題をやらせてくださいと頼む。イツカは断る。マナミとイツカは次はハナコだと思って、ハナコの家に行く
山崎が来て、ハナコの宿題をやらせてくれるよう頼む。ハナコは怒って追いかけ、山崎は逃げる。山崎は公園に来て、ワルサの恋人を見つける
山崎はワルサの恋人にパンを食べさせる。ワルサの恋人は、ワルサにパンを食べさせてもらったことを思い出す
山崎はどうして自分の親切が受け入れられないのか悩む。ワルサの恋人は同情して、山崎に取り憑く。山崎は親切仮面になる

中島家ではサナエ、マナミ、イツカ、ハナコがスイカを食べて談笑。山崎が高校2年生くらいの勉強をしていると聞き、サナエは宿題をやってもらえるかもと思う
お宝魔法箱が鳴る。サナエは外に出てステッキで探知する。親切仮面を見つけてトトメスに変身する。親切仮面は子犬の糞の後片付けをしていた
「何を血迷う、子犬の糞を奪うナイルの悪魔」。トトメスは親切仮面を羽交い絞めにする。そこに婦人が現れて、親切仮面の弁護をする
「こんなに世の中のために親切をしているんです。親切仮面はこの世の宝です。」。そう言って婦人は去って行く。親切仮面はトトメスにも親切したいと言う
親切にされると情が移って捕まえにくくなるので、トトメスは断って逃げる。親切仮面は追う。ワルサの指揮の元、ナイルの悪魔達は合唱していた
トトメスが現れたの報を受けて、団結してトトメスを倒すことにする。トトメスは親切仮面から逃げていたが、その前にワルサが現れる
ワルサはナイルの悪魔労働組合の仲間が団結してトトメスを倒すと言うが、ワルサの後ろには誰もいない
ナイルの悪魔達はトトメスをワルサに任せて、「夏の思い出」を歌っていた。ワルサは悔しがってトトメスを襲う。トトメスとワルサは戦う
ワルサは噴水から水を出すが、トトメスが止める。ワルサは腹が痛くなる。トトメスはアメンホテップで医者を呼ぶ。仮病だった
トトメスがワルサを縛ろうとすると、親切仮面が庇う。親切仮面の体からワルサの恋人が出てくる
「ワルサ、私あなたの代わりにトトメスに捕まってとっても嬉しい」。ピラミッドに封印される。後21匹。ワルサは仇を取ることを誓って逃走する
夜、中島家では晩御飯。パパはスーパーで買った冷奴を絶賛。山崎はサナエの宿題をやっていた
ロケ地:所沢航空記念公園野外ステージ