第15話「クラゲ」 脚本:浦沢義雄 監督:坂本太郎

お好み焼き屋の主人が海からデンキクラゲを釣り上げて蘇生させる。溺れているところを助けてもらったので、デンキクラゲは礼を言う
デンキクラゲはお礼に電気を灯してみせると言って、街灯の電球を取り外して咥える。電球が光る。お好み焼き屋の主人はデンキクラゲを逃がさない
浦島家では、崩壊した龍宮城の今後についての会議が開かれる。珊瑚女王は、商事会社を相手に裁判を起こし莫大な損害賠償金を勝ち取ろうと提案する
乙姫はこう答える。龍宮城では勉強が禁止されているので立派な弁護士がいない、だから裁判を起こしても負けると
鯨大王は、いい温泉が出る群馬県に新しい龍宮城を建設しようと提案する。乙姫は、龍宮城は国際観光ホテルではないと却下する
ほかに意見がなので次の議題に移る。今週の歌「ログマイタコタ」を3人で歌う。会議は終わる。下校時、キヨシはお好み焼き屋で唸り声を聞く
店の裏に行くと、デンキエイが縛られて店の看板の電気こき使われていた。キヨシはデンキエイを助ける
お好み焼き屋の主人が帰ってくる。デンキクラゲは助けに来るからと言って、キヨシを身代わりにして逃げる
デンキクラゲは人間が怖いので、主婦3人を見て逃げる。デンキクラゲは亀山タクシーのそばまで来る。亀山はタクシーから出てきて、呼ぼうとする
だがデンキクラゲは怖くなり、亀山を襲う。亀山はデンキクラゲを叩いて気絶させる。浦島家では、タロー、トオル、マサヒコはおやつを食べていた
亀山がデンンキクラゲを背負って入ってくる。タロー達はキヨシを捜しに行く。龍宮城の電気を一人で賄っていたクラゲ
乙姫はクラゲにミネラルの指輪をはめる。クラゲは気づく。タロー達はお好み焼き屋に来て、お好み焼き屋の主人にキヨシの行方を聞く

キヨシは自転車で電気を作らされながら、デンキクラゲの助けを待っていた。タロー達はお好み焼き屋の主人に捕まった
デンキクラゲは乙姫に事情を話す。デンキクラゲは怪人感電男となって、憎き人間達を電気で感電させようと出て行く
乙姫は、人間達の中にも信じられる者がいることを教えなければならないと考える。タロー達4人は、自転車で電気を作らされていた
キヨシはデンキクラゲの助けを信じていた。乙姫と亀山はタクシーでお好み焼き屋に来る。乙姫はお好み焼き屋の主人に、少年達をこき使うのを止めるように言う
お好み焼き屋の主人が襲ってくるが、亀山が相手をして防ぐ。その隙に乙姫がタロー達を助けて逃げる。感電男は次々に人を襲う。犠牲者7名
感電男は、乙姫、亀山、タロー達が逃げて、お好み焼き屋の主人が追いかけるのを目撃する。感電男は後を追う。お好み焼き屋の主人は乙姫達に迫る
だが感電男が現れる。キヨシはデンキクラゲが助けに来てくれたと喜ぶ。感電男はマスクを脱いで、キヨシと抱き合う
お好み焼き屋の主人は「何だか知らねぇが、田舎くせえ芝居をしやがって」と近づいてくる。乙姫は玉手箱の笛を吹いて、バナナの皮を出す
お好み焼き屋の主人は、バナナの皮で滑って頭を打って気絶する。亀山は「美しい心(クラゲ)」を歌う
デンキクラゲはキヨシのおかげで信じられる人間がいることを知った。乙姫は、信じられない事よりも信じられる事のほうが楽しい事がいっぱいありそうと言う
タロー「誰かクラゲの就職口を紹介してあげてください」。乙姫とデンキクラゲは、タロー達4人が浜辺で遊んでいるのを眺めていた。乙姫も一緒に遊ぶ