第18話「サンマ」 脚本:浦沢義雄 監督:岩原直樹

魚屋に坊さんが来て、「美しい心」のお経をあげる。魚屋の主人は怒って坊さんを追い返す。坊さんは戻ってきてまたお経をあげる
魚屋の主人は怒って、坊さんを追いかけまわす。この坊さんは鯨大王の父であり乙姫のお爺さんであるサンマ。サンマは魚屋の主人をまく
乙姫はアイナメと電話。アイナメは長男の端午の節句のお祝いをするので、5月5日3時にJR西日暮里の駅から電話すれば迎えに来てくれるとのこと
鯨大王へ電話がかかる。鯨大王は「ログマイタコタ」を歌いながら現れる。電話はサンマからだった。サンマは端午の節句を祝いに来るとのこと
だが乙姫だけで男の子はいない。サンマは鯨大王の端午の節句を祝いに行く。サンマは、鯨大王に昔買った鯉のぼりを目印に立てるように言う
下校時、タローは鯉のぼりを見て若い頃を思い出す。トオル達3人がバカにする。キヨシ達は乙姫に会いたいので、タローの後をついてくる
4人は公園で「この世にまさしく」を歌う。4人が浦島家に来ると、外に鯉のぼりが飾ってある。キヨシ達3人はタローをバカにする
鯨大王が文句を言って出てきたので、タローの誤解は解ける。タローのお婆ちゃんが、タローの端午の節句のお祝いに来る
タローは怒ってお婆ちゃんと外で話す。タローは、来るときは連絡をするように言う。その理由は時期が来たら話す、と言ってタローは家に戻る
サンマが浦島家に来て、鯉は龍宮城の魚ではないが供養する。サンマは「美しい心(鯉のぼり)」のお経をあげる。タローは乙姫に知らせる

乙姫はサンマに、鯨大王が逃げて悲しくないか聞く。珊瑚女王は、サンマは鯨大王をからかっていると答える。サンマは乙姫に用がある
2人は外に出る。乙姫は「美しい心」を歌う。乙姫が龍宮城を崩壊させた人間と一緒に住んでいることが許せないと申す、魚や貝が多い
乙姫には乙姫なりの考えがあり、今は申し上げられないが時期が来たときは必ず申し上げる。サンマはその時期を聞く
乙姫は、龍宮城を崩壊させた一流商事会社と戦うときと答える。サンマは乙姫に土下座して、迷える魚介類を救うように頼む
乙姫は「はい」と答える。乙姫は、タローのお婆ちゃんがしょんぼりしているのを見かける。乙姫はサンマに、タローがお婆ちゃんを叱ったと話す
乙姫はサンマに、男の子は大きくなると端午の節句をお祝いされるのを恥ずかしくなるのかと聞く
サンマは新しい鯉のぼりを用意したが、子供の頃の鯨大王にくだらないと言われたことを思い出す。浦島家では、みんなで掃除
タローは、お爺さんやお婆さんは孫がそんなに可愛いいか聞く。珊瑚女王はそうみたいと答える。珊瑚女王は「ラブ ラブ ラブ」を歌う
タローはお婆ちゃんが自分を愛していることに気づき、お婆ちゃんを捜しに行く。サンマは、玉手箱の笛でタローにしてくれるように頼む
乙姫は玉手箱の笛でサンマをタローにする。タロー(サンマ)はお婆ちゃんに謝り、「美しい心(人)」のお経を唱える
タロー「本当は僕は端午の節句をお祝いされるのが嫌で、お婆ちゃんのことを叱ったのではありません。
 僕のパパが龍宮城を崩壊させた一流商事会社の社員であることを、乙姫は知っています。
 でも龍宮城を崩壊させた一流商事会社の会長が、実は僕のお婆ちゃんであることを乙姫はまだ知らないのです。」