第34話「ヒラマサ」脚本:浦沢義雄 監督:佐伯孚治

夜、乙姫は会長室に忍び込んで玉手箱の笛を吹き金庫を開け、平和なハープを持ち出そうとすると、地震が起こり乙姫は瓦礫の下敷きになる
という夢を乙姫は見た。タローに起こされる。乙姫とタロー達4人は、シンコの家に寿司を御馳走になりに行く。タロー達は寿司を食べる
乙姫はガスマスクを付けて、カッパ海苔抜きを食べる。乙姫は魚や貝でなければ食べられるので、次はかんぴょう巻きを頼む
東正夫は乙姫が本物の龍宮城の乙姫だとわかり、今朝市場で競り落とした人が龍宮城の人がどうか聞く。乙姫はヒラマサだと分かる
ヒラマサは記憶を失っていた。ヒラマサは龍宮城時代は、プライドの高い音楽家だった。鯨大王、珊瑚女王、亀山はヒラマサを見て泣く
ヒラマサが怯えているので、鯨大王は重大な思い出したくない秘密を隠していると怪しむ。タローは、乙姫をサッカーに誘う
だが乙姫は、鯨大王と珊瑚女王とで龍宮城の魚や貝の親睦を深めるための秋の運動会の打ち合わせ。亀山はお仕事
タローはヒラマサを連れ出す。ヒラマサとシンコは、サッカーをしないで見学。ボールを避けるために、シンコはヒラマサを突き飛ばす
ヒラマサは頭を打って、記憶が戻る。ヒラマサは月刊龍宮を読んで、平和なハープの行方を知りショックを受けて転んで頭を打って記憶を失った
ヒラマサは「私はヒラマサ」を歌う。タロー達は質問するが、ヒラマサは誤魔化して逃げる
ヒラマサは焼き鳥屋で焼き鳥になろうろするが、タロー達に連れ戻される

シンコはヒラマサを説教してプライドを傷つける。ヒラマサが怒ったので、タロー達は帰る。ヒラマサはシンコを襲う
新学期に悪口を言われるのが嫌なので、タロー達は助けに行くがやられる。亀山がタクシーで来て助太刀に入るが、やられる
タロー達は逃げて、ヒラマサが追う。亀山は帰って、乙姫に知らせる。乙姫は「ラブ ラブ ラブ」を歌いながら、亀山のタクシーでやってくる
乙姫はシンコを連れて逃げる。ヒラマサは乙姫の首を絞める。ヒラマサの全身の傷はプライドの傷。傷が治れば、パワーが落ちるはず
乙姫は玉手箱の笛を吹き、救急箱を出す。ヒラマサの傷が治る。タローは乙姫に、ヒラマサの記憶が戻っていることを知らせる
ヒラマサは乙姫に話す。平和なハープが丸藤商事の会長に渡ったのは自分のせいだと
龍宮城が崩壊した時、ヒラマサはフィジーの浜辺に打ち上げられた。ヒラマサは浜辺に落ちている物を拾い、お土産屋を開いた
タローの両親が来て、平和なハープを買った。ヒラマサは乙姫に土下座。だが乙姫は責めずに、貧しさがそうさせたと言う
平和なハープは物凄いエネルギーを持っており、ある選ばれた龍宮城の住人が選ばれた時間と場所で弾くと龍宮城が再建されるという秘密がある
ヒラマサは重大な秘密を知りながら売ったので、乙姫は寿司になりなさいと言う。ヒラマサは寿司になりに、シンコの店に行く
だがヒラマサは一流の店の寿司になろう、ここは三流だと言うので、東正夫と揉める。シンコも怒り、笑ったタロー達を追いかける
タロー「乙姫が一生懸命シンコをなだめましたが、シンコの怒りは収まりませんでした」。会長は会長室に平和なハープを飾っていた
ロケ地:もつやき・ ホッピー かじい