第42話「ホタルイカ」 脚本:浦沢義雄 監督:岩原直樹

ホタルイカは宇宙人の姿になり外出する。公園でタロー達4人は「この世にまさしく」(2番)を歌って踊る。タロー達は乙姫の悲しみに同情する
宇宙人の女の子が、宇宙の畑で出来たトウモロコシから作ったポップコーンを売りに来る。食べると心が軽くなって宇宙遊泳した気分になれると言う
一袋150円。キヨシの金で四袋買って、タロー達は食べる。塩味が効いていたので喉が渇き、タロー、キヨシ、マサヒコは水を飲みに行く
ホタルイカは代金を貯金して、後230万7580円と言う。乙姫は回覧板を見る
「偽宇宙グッズや偽宇宙お菓子を使って、全国の人類を騙す悪い偽宇宙人が出没しています。よい子の皆さん、悪い偽宇宙人に騙されないよう気をつけましょう」
タローが帰宅して、宇宙人に騙されたと言う。タローが持って帰ったポップコーンに、乙姫のブレスレットが反応する
乙姫は、偽宇宙人が龍宮城の魚介類だと怪しむ。乙姫は差出人不明のビデオレターを見る。鯨大王と珊瑚女王が映っていた
蘇る龍宮城の経営は丸藤商事に任せよう、私達はプロジェクトの責任者となったと。乙姫はショックを受けて倒れる。鯨大王と珊瑚女王は、250万で亀山を誘う
タローは笛を吹く。亀山はその笛の音を聞いて、浦島家に戻る。亀山は丸藤商事にスカウトされたことを否定する。乙姫に信じていると言われて、亀山は喜ぶ
乙姫は亀山に偽宇宙人を調べてくれるように頼む。タローは亀山に裏切らないように頼む。亀山の背後から偽宇宙人が現れて、宇宙人が作った壺を売ろうとする
買うと宇宙の神様が、運勢を良くしてくれると言う。偽宇宙人は亀山の顔を見ると、驚いて壺を落として逃げる。亀山は追いかけて偽宇宙人を捕まえる

亀山は偽宇宙人を浦島家に連れてくる。乙姫が正装姿で現れる。乙姫は「美しい心(ホタルイカ)」を歌い、平和なハープを奏でる
偽宇宙人は心を開いて、ホタルイカだと名乗る。ホタルイカの父親は、龍宮城の宇宙飛行士をしていた
ホタルイカの父親はホタルイカに、お土産の流れ星のかけらを与える。ホタルイカの父親は、また宇宙に飛び立って戻らなかった
ホタルイカは幾日も帰りを待ったが、父親は帰ってこない。龍宮城が崩壊して気がついたら、ホタルイカは日本の波打ち際にいた
ホタルイカは海辺の美女2人に、気持ち悪いと石をぶつけられる。その時ホタルイカは、全国の人類を騙してお金を貯めて、父親を捜しに宇宙に行こうと思った
中古のロケットが350万円で売っていた。ホタルイカは119万2420円貯めた。亀山に偽宇宙グッズを売らなかった理由は、亀山がホタルイカの父親に似ていたから
タロー達が帰ってきたので、ホタルイカは逃げる。タロー達は追い、乙姫も追う。タロー達はホタルイカを追いつめる。乙姫が平和なハープを奏でる
タロー達の動きが止まり、その間に乙姫がホタルイカを助ける。乙姫はタロー達に土下座する。ホタルイカは泣きだす。亀山がタクシーで来る
タクシーの上にはロケットが乗せてあった。ホタルイカは、ロケット背負って宇宙に旅立つ。鯨大王と珊瑚女王がタクシーにいた
亀山は丸藤商事の運転手として働くことになった。ロケットは、ホタルイカの貯金と亀山の契約金250万を足して買った。乙姫はショックで気絶する
亀山タクシーで、鯨大王と珊瑚女王は帰る。タロー「亀山さんまで丸藤商事に雇われ、無茶苦茶なことになりました」。タロー達は乙姫を気づかせようとする
ロケ地:石神井公園