第11話「カキ」 脚本:浦沢義雄 監督:岩原直樹

歌謡スナックかきの母では、鯨大王が酔っ払って「哀しみと空き缶」を歌っていた。早朝、カキの母はアパートに帰る。足音でカキは目が覚める。カキは母が嫌い
カキの母は、カキを無理やり浦島家に連れて来る。カキの母は、乙姫に悩み事を打ち明ける
カキの母が苦労して朝まで働いて疲れきって帰ってくると、カキは毎日酔っ払ってと言う。カキの母は酔っ払ってはいない、夢心地だと言う。カキは母に枕を投げた
乙姫はカキに注意して「美しい心」を歌う。カキは魚じゃないので「美しい心」を聞いてもピンと来ない
カキの母は怒るが、乙姫は任せるように言ってカキの母を帰す。乙姫はカキにジュースを出す。タローが学校から帰ってくる
乙姫は、カキが母と仲直りする方法見つけるまで、タローとカキを遊ばせる。タロー、キヨシ、トオル、マサヒコ、カキはかくれんぼをして遊ぶ
キヨシが鬼。トオルとカキは同じ場所に隠れる

キヨシは、木の上に隠れていたタローを見つける。トオルは、カキが嫌な女なのでカキの親の顔が見たいと言う。カキは、母が最低で毎日酒を飲んできてると言う
トオルは仕事だからしょうがないと言う。トオルは酔っ払いが嫌いだからカキの気持ちが分かるが、母を最低と言うのをよせと注意する
トオルの家には母がいない。トオルの父は、毎日酒を飲んで帰ってくる。トオルが父を最低と言うと、カキが父を最低と言うのをやめてと注意する
カキの家には父がいない。トオルとカキは、お互い親に苦労することで共感。キヨシはマサヒコを見つける。珊瑚女王は、カキにはカキの歌を歌うようアドバイス
鯨大王は二日酔い。珊瑚女王が買ってきたケーキをみんなで食べようと、乙姫はタロー達を呼びにいく。トオルとカキがいないので、みんなで捜す
乙姫はブレスレットで居場所を見つける。乙姫は玉手箱の笛を吹く。トオルとカキは手を繋いで、川に映る夕陽を見ていた。乙姫は声をかける
一緒に隠れていたことがばれるので、2人は別々に浦島家に向かう。浦島家でみんなでケーキを食べる。乙姫はカキのために「美しい心(カキ)」を歌い、
美しい心を分かってもらおうとする。カキは強引にそんな歌を歌ってくれなくても大丈夫、トオルのように母を大切にすると言う。カキはみんなとトランプをする
鯨大王は二日酔いが治って降りてくる。珊瑚女王は鯨大王に、歌謡スナックかきの母にワタリガニと遊びに行くと伝える。珊瑚女王は「ラブ ラブ ラブ」を歌う
珊瑚女王、カキの母、ワタリガニは酒を飲む。早朝、カキの母はアパートに帰る。柱に「お母さんへ」と書かれた手紙を見つける
「お母さん、おつかれさまでした。家までもう少しです。がんばって下さい。蒲団敷いておきました。 カキ」
カキの母は「カキ」と言って家の中に入る。本当のことを言うと、タローもカキが好きだった