>>344
銃撃戦やカーチェイス、爆破シーンが毎回のように盛り込まれた西警は、多額の制作費が要求された。
その主要資金源は他番組同様にスポンサー収入であったが、
西警の場合はそのスポンサー収入の「金の流れ」が通常のスポンサー収入とは異なっていた。
民放では、ほぼ全ての番組でスポンサーと局の間に広告代理店が介在して番組内容に注文をつけるほか、
スポンサー料の10%〜20%を手数料として徴収する形をとっている。
『大都会シリーズ』よりもスケールの大きいドラマを作りたいと考えていた石原プロは、
増収のためにテレ朝との直接契約という画期的な手法を用いた。
この場合、広告代理店から無条件に手数料を搾取されるリスクはなくなり、
その分を制作費にまわすことができた。放送局が大都会での日テレからテレ朝に移行したのは、
テレ朝側がこの契約手法を石原プロに提示したため。
ただ、石原プロだけでは広くスポンサーを取ることができないため、
石原プロは東急エージェンシーにスポンサーのとりまとめなどを委託した。
これにより代理店が取る手数料やメディア企業に渡る金など、本来制作側(石原プロ)が関わることができないところに関わることができた。
このため、電通もしくは博報堂が持つ時間枠を「この時期は」東急エージェンシーが持つ事になった。
これらの手法を影で支援していたのは石原裕次郎の兄である慎太郎氏。
石原プロは番組の長期ヒットに伴い、30億円の資産を形成したという

アニメでこう言うシステム出来ないかな?