ぼくのかんがえたうちゅうせんたいキュウレンジャー

レッドはずっとここで言われてるとおりツルギで、外宇宙探査に選ばれたエリートの宇宙飛行士
意気揚々と地球を発ったものの、ロケットごと磁気嵐に飲み込まれて全く知らない宇宙空間にワープしてしまう

燃料切れで宇宙を彷徨っていたところをオリオン号に拾われ、ショウたちから現在の宇宙情勢を聞く
スパーダ「ジャークマターを知らないなんて、そんな平和な星がまだあったんだね」←地球について話した時の反応
全宇宙が圧制で苦しんでいると聞き、実際にジャークマターの侵略を目の当たりにして「俺も力になりたい」と強く願った結果、キュータマに選ばれた戦士となる

仲間を集めたり惑星を解放したりしつつ、ジャークマターから本格的に危険視されて懸賞金をかけられる
しかしどういうわけかツルギだけ他のメンバーより金額が高く、さらには「生け捕りのみ」と付け足されている

ついに明らかになったジャークマターの本拠地、その星の名は「地球」
どういうことだとリベリオン情報部に詰め寄ると、さらにとんでもない真実が明らかになる
現在ツルギが居るのは元々居た時代から300年後の宇宙であること、そしてジャークマターの首領ドン・アルマゲはツルギの実父であること

いきさつはこう
ツルギが磁気嵐に呑まれて行方不明になった直後、宇宙開発に携わる実業家にして科学者の父はたった一人の息子を喪った事を嘆き悲しんだ
その悲しみを振り切るように延命手術をしながら今まで以上に研究に勤しむが、その姿は傍から見ると完全に常軌を逸していた
そして外宇宙への進出が現実のものになった時、父は宇宙のあちこちに武装した探検隊を送り込むようになった
最初は宇宙の隅々まで探査すれば息子を見つけ出せるという希望からだったのかも知れない、しかし何時しか手段と目的は逆転した
遭遇した異星人を片っ端から支配下に置き、降り立った惑星の資源を根こそぎ奪い取り、そうして全宇宙を恐怖で支配する独裁政権・宇宙幕府ジャークマターが誕生した

こんな妄想でなくともツルギの地球出身・元宇宙大統領って設定を本気で活かそうとすると、世界観のかなりの割合を占めるんじゃないかな
少なくともラッキーageやエピソードオブスティンガーなんかやってる余裕ないと思う