剛「お邪魔しま〜す。 進兄さん誕生日おめでとう。 」
霧子「お邪魔します。おめでとうございます。」
チェイス「お邪魔します。おめでとう。」
進ノ介「来てたのか、霧子、剛 、チェイス 。自分達の所のパーティーは良いのか?」
剛「実はさ、明日にズラして貰ってるんだよね。俺と姉ちゃんが進兄さんの事を祝いに行きたいだろうって。」
チェイス「剛の所と似た理由で、3号家も25日にパーティーをする。」
進ノ介 「なんか申し訳ないな…」
チェイス「ところで泊進ノ介、お前はサンタさんに何を頼んだんだ?」
進ノ介「さ…サンタさんって、サンタクロースか?!」
チェイス「他にサンタさんがいるのか?」
霧子「 チェ…チェイス…何を言っているの…」
剛「お前…3号家の連中に何吹き込まれたんだよ!」

太牙「今年もお願いできるかな?このプレゼントを…」
総司「わかっている。渡が寝ている間に枕元に置くんだろ。任せておけ。」
太牙「ありがとう。頼んだよ。」
進ノ介「なあ、1つ聞いても良いか…ひょっとして3号家でも同じような事しているのか?」
太牙「当然じゃないか。3号家の皆にやっているよ。」
進ノ介「そういう事か…繋がった」

 その頃3号家では…

真由「皆サンタさんに何頼みました?私は手の乾燥が気になるから、ハンドクリームを頼みました。」
光実「僕は本だな。あまり値段が高く無いやつ。」
睦月「大変だよな。下手な物頼むと、すごい高級品をくれるから申し訳ないし…かといって気を遣いすぎると、俺達がサンタの正体知ってる事バレちゃうし…」

大我「弟や妹にだけならともかく、なんで年上の俺達にまでサンタクロースしてくるんだよ!アイツは!」
一海「マジか…」
秀一「まあ、いいじゃないの。あいつさ、前に『自分の所に一度もサンタが来た事が無い』みたいな事を言って、寂しそうにしてた事があったんだよね。だからサンタに対して憧れでもあるんじゃない?」
大我「……」
一海「じゃあ仕方ない…のか?」

アラン「今年もサンタさんはタコ焼きをくれるだろうか…」