仮面ライダー66話のコメント欄より

美和祥平
今回と次回は藤岡弘さんが一切登場しない為、変身済みの仮面ライダーの声は、声優の市川始さんが吹き替えると
言う異例の措置が取られている。
これは、本郷猛役の藤岡弘が1972年5月、同年10月にNHKで放送予定の時代劇ドラマ「赤ひげ」のオーディション
に合格したのに、本作の制作者である東映や毎日放送には事前の説明をしておらず、事後報告を受けたライダー制
作サイドは藤岡氏の掛け持ちに異議を唱え、両立は困難であったことや契約上の都合で「赤ひげ」の方を降りざる
をえなかった藤岡弘はこの結果に不満を抱き、本作の撮影をボイコットし失踪したためです。

その為、同時期に撮影されていた劇場版「仮面ライダー対じごく大使」の撮影にも支障が出た上、劇場版で初登場
する筈だったカミキリキッドが、それより早くこの第66話に登場する羽目となってしまい、さらに劇場版公開前に
本放送で本郷猛と死神博士との決着が付けられるはずだったのが、その時期も繰り下げられ、あれやこれやで死神
博士の正体も、当初のノコギリザメス(ギリザメスとして次回の第67話に登場)からイカデビルに変更になったと
いう。
当事者である藤岡弘さんは後年のインタビューで、この件については嫌な思い出であったため、記憶から消してい
たと述べているそうです。
10 分前

>市川始

「市川治」だろバーカ