一般人が見て、「戦闘シーンもあるドラマとして、楽しめるかどうか」と、
戦隊オタが見て、「戦隊としてどうか。過去作と比べてどうか」とでは、
基準が全然違うと思う。

例えばジェットの場合、恋愛関係のドラマだけでなく、
トランザやベロニカなど多くの強敵とのギリギリの死闘があり、
それらを問答無用のご都合奇跡でなく、ちゃんとした勝因を積み重ねて
倒していった……という点が、見応えのある緊迫感あるバトルを描けている、
として高評価になっているが。

おそらくこれは、一般人にとってはどうでもいい部分だと推測される。
が、戦隊オタ(に限らず、アニオタやラノベオタとかでも同じだろう)
にとっては重要なこと。

ルパパトは、一般人が重視しそうな部分は良かったと思うよ。
だから高評価も得たのだろう。だがそれ以外の部分では、
そうそう秀でていたとは思えない。