「最後まで共闘させたくな〜い」のせいで、特に終盤が歪になっている。

・警察側が「失踪事件被害者全員の救出」に全く思い至らない。
これをやってしまうと、快盗と警察の目的・利害が一致してしまう
(というより、始めから一致していたことに気づかれてしまう)ので、
警察側は大義を忘れた個人の思いのみで行動させるしかなくなってしまった。
・トリガーが対ザミーゴに有効なのであれば、金庫の施錠=暗証番号初期化は警察にやらせればいいのに、
わざわざ(ノエル経由で)快盗の手に渡している。
・それほど気軽にビークルの委譲が行えるのであれば、
「警察のコレクションも奪わなければコンプ出来ない」という最後の対立軸さえ崩れてしまうので、
「一年後」などというほとぼりを醒ます唐突な間が必要になった。

塞ぐたびに別のところに穴が空くの繰り返しじゃないか。