>>110
※ ツー、ツー、ツー。

影山の見舞いに 病院を訪れた矢車
そこに 再び、三島から電話連絡が入る場面

三島の声は 先日までとは打って変わって、 突き放すような冷たい響きを帯びている
用件だけ伝えると 通話は一方的に切られ、激しく動揺する矢車
そこを 加賀美に 目撃されてしまう

パーフェクト を 信条としてきた矢車のプライドは カブトによって 打ち砕かれ、
屈辱に震える矢車の心の奥底に、 歪んだ怒りが 澱のように沈殿していく