良太郎「野良イダーの人達、大丈夫かなぁ…」
永夢「でも避難させようとしても素直に聞いてくれるかどうか…」
真司「浅倉とか浅倉とか浅倉とかな」
永夢「………(すごくわかる)」
総司「仕方ない、地下迷宮の攻略できている部分に押し込むとするか。――晴人兄さん、頼めるか?」
晴人「オッケー、総司。ここは最後の希望の出番でしょ」

晴人がウィザードに変身し、コネクトのリングをかざす。

ヒビキ「ローチくん達には窓の補強とか手伝ってもらったけど、もうちょっと用事お願いできるかな?」
一真「あー…、迷子にならないようにと、喧嘩にならないようにか。わかった、頼むぞみんな!」
ウェイローチ達「ウェイ!!」ビシッ

地下迷宮内部へと突入、散開していくウェイローチ達。

翔一「おにぎりと味噌汁できたよー。停電起きた時の太陽光発電なら任せて」
ソウゴ「ねえ兄ちゃん達、どうしてもライダーの力使っちゃダメなの?」
翔太郎「ダメだ。ライダーの力は人を守る為のものだが、ホイホイ使っちまったら力に使われるだけになる。そんなのは仮面ライダーじゃねぇ」
タケル「うん、自分で乗り越えられる事は、自分の力で何とかしなくちゃだよね」
巧「…誰かが助けを求めたら、走りゃあいい。そんで、」
映司「手を伸ばせばいいんだ。届くまで」

ライダーハウスの夜は、まだ長い。