>>80

風間 「君の可愛さは、 まさに 一つの…… 一つの……、 えっと……(言葉が出てこない)」

ゴン 「……(また隠れる)」

風間 「……なんでもありません。 失礼しました。 (寂し気に歩き去る大介)」


(足を止め、振り返る大介。 去りゆく母娘の幸せそうな後ろ姿を見送る)

風間 「全部 思い出したんだな、ゴン。 そして 俺の事を忘れてしまった…、ということか。
     よかったな。 いいんだよ、それで…」