冷凍人間(アイスマン)・工藤助三(演:小野寺丈)
東京へ来てからずっと冷凍食品の倉庫で働いていた。値上がりするまで商品を売らないことになり、働いてたその冷凍倉庫が突然閉鎖されて、一人置いてけぼりにされる
-50℃の中に一年間も過ごしていた。釘を拾って壁に穴を掘って脱出した。生まれて初めて泣いた
その後、腹が減っていたので空き巣に入り、冷蔵庫の中の食品を食べる。また雪山食品の配送車の中に入って、置いてあった食品を食べる
そこを川上徳太郎刑事に見つかって、警察へと連行される。警察の取調室では暑くて体が溶けるので、相武大学理工学部低温研究所の低温槽に移送される
一年間も冷凍倉庫に閉じ込められていたので、作業着のままで無精髭になり、さらに体の半分が凍ってしまっていた。触ると何でも凍らせることができる
しかし体中の全細胞が異常変化して、低温の中でしか生きられない体になってしまっていた。マスコミに怪物扱いされると、止めてくれるように言う
ドクター椎名の口車に乗って、自分を怪物扱いするような世間に世間に一泡吹かせようとさせる。丸越金融を襲い、怪物扱いをした女性社員を凍らせる
次に銀行を襲うが、逃走中にジャンパーソンに捕まる。ジャンパーソンを凍らせようとするが、効かなかった
川上徳太郎刑事がパトカーでやってきて、自分を怪物扱いしたので路面を凍らせて、パトカーをスリップさせる
ジャンパーソンがスリップしたパトカーを止めている間に、ドクター椎名の研究室に逃げた。そこでドクター椎名の口車に乗って、改造手術を受けてアイスマンになる
町に出て口からの冷気で警官3人を凍らせる。また川上徳太郎刑事が部下と若林アキと一緒にパトカーで来ると、フロントガラスを口からの冷気で凍らせて前を見えなくさせる
パトカーは廃工場のドラム缶に突っ込んで炎上する。川上徳太郎刑事と部下を凍らせる。若林アキも凍らせようとするが、ジャンパーソンに阻止される
ジャンパーソンを凍らせると、ドクター椎名に嬲り者にして生け捕りするように指示される。指示通りにジャンパーソンを嬲り者にする
だがジャンパーソンはワイヤーパンチで炎上した車にたどり着き、体を解凍する。アークファイヤーで攻撃されると、耐熱改造が不十分だったのでいったん逃げて保冷車で体温を下げる
そしてまた口からの冷気でジャンパーソンを襲う。口からの冷気とアークファイヤーの撃ち合いになり、その衝撃で工場の天井が崩れて鉄骨の下敷きになる。ジャンパーソンに助けてもらう
廃工場内が炎に包まれると、体が溶けていく
「俺、本当は一年前に死んでたのかもしんね。冷凍倉庫の隅でさ。死ぬ間際に、長くて短い、不思議な夢、見てたのかもしんね。そんな気するばい。」
ジャンパーソンに看取られて、体が溶けて消滅した