>>872

天道 「言ったはずだ。 相手がワームなら 俺は 非情に徹する。 そして 倒す」

 (何事もないかのように話すと、 再び、前を向き、歩きはじめる)

加賀美 「…よく そんな事が言えるな。 (天道に駆け寄る) ひよりだぞっ! 可哀想だと思わないのか!? (怒) 」

天道 「……… (怒鳴る加賀美を、急に振り返って 殴る)」

 (突然の殴打に 加賀美は体勢を崩すが、何とか踏み止まって 顔を上げ、天道を睨みつける)

天道 「甘いな。 お前は 家で 昼寝でもしてろ。 ひよりの事は、俺がケリをつける」

 (そう言い残すと、また前を向き、 公園の石段を上っていく)
 (納得のいかない加賀美が、天道の背中を黙って睨んで 見送る…)



       (カブト 第32話より)