0957名無しより愛をこめて
2020/08/11(火) 23:58:14.78ID:BJZdd4RQ0(教会の礼拝堂。 長椅子に一人で座っているひよりが 先程の天道から聞いた話を思い返している)
ひより 「大丈夫だ、俺がそばにいる (独り言)」
(瞳を閉じて思い出すひより…)
(回想) (ライトアップされた夜の東京タワーが 光を放つ。 側面に チューリップの花を持った妖精の絵が浮かび上がる)
ひより (そういえば…… あいつは、いつもボクのそばに…)
(走馬燈のように蘇る天道との思い出)
(ひよりが作る料理を 嬉しそうに覗き込む天道)
(屋外で 一人ぼっちで絵を描いているひよりに 声を掛ける天道)
(ひよりの手を引いて 安全な場所まで連れて走る天道)
(傷付きながらも、ひよりをウカワームから守ろうとする天道…)
(思い返せば、ひよりにとって いつも 天道は、青空の雲間から地上に差す 光のような存在だった……)