>>966

(岩場に荒々しく打ちつけられる波。 教会の屋根に立つ十字架が 太平洋を臨む)

 (礼拝堂の入り口の扉を開いて 天道、 そして 加賀美が中に入って来る)
 (加賀美は 納得がいっていない様子で、天道の後を歩いてくる)

 (中を見回し、天道の表情が一変する。 ひよりの姿は何処にも無く、礼拝堂は もぬけの殻になってしまっている)

天道 「……!? (焦)」

 (慌てて扉を開けて、外へ飛び出していく天道。 それを 加賀美が驚いて見送る)
 (一度、礼拝堂の中を振り返り、 加賀美も すぐさま 天道の後を追う)