>>723
幼児に見せる番組としては、そこがいいんです。
一部地域でNHKが関与してくる理由がそこにある。

サザエさんやちびまる子ちゃんみたいなもんです。
むかし、NHKが朝の連続テレビ小説で重たい話をやったら大変不評だったという。「朝から重たい。軽い話にしろ」と苦情が来たそうな。

子どもに見せるにしても、就学前の幼児から小学低学年を対象にしているならばさすがに軽い番組の方が良い。

たしかに「ミラクルちゅーんず」は秀逸だったが、それをもっと大胆に軽くしたのが「ファントミラージュ」だろう。
サカサーマ様が電子レンジの中から登場したときにココミが笑いながら「えいっ」ってフタを閉めるシーンとか、「アンコールはお断り!」ではなく「ファント〜ミ!!」と毎回記念撮影に応じるところとか、親近感はファントミに軍配が上がると思う。


その点、マジマジョピュアーズは自分自身との闘いという重たい話で教育的な一方、敵キャラ設定や味方側の特殊キャラに人種差別的な匂いがした。
保育園などで子どもに見せるとき、外国系の子がいるのは確実で、色々な意味で安心して子どもに見せられる番組ではなかった気がする。
もちろん制作サイドに差別意識は無かっただろうが、同作を海外に売りだそうとしたら、欧米で人種問題が大問題になっている今年の時代の流れから確実に障害になるだろう。
「オープン・ザ・マジョカ・ワールド!」はカッコいいのだが、「ドンキホーテ」のポイントカードの宣伝に聴こえなくもない。
「オープン・ザ・マジカカード」に聴こえる