>>116

(工場内に架けられた中二階の立体架台通路を駆け抜ける岬と加賀美)
(先頭を岬、 続いて加賀美、 その後を 意外にも 白いアーマーを着た見習い兵がピッタリとついていく)

 (先頭を行く岬が 前方を横切るように設置された赤外線センサーに気づかず、センサーライトに触れてしまう)
 (突然、足元の鉄板が跳ね上がり、岬の身体を宙高く舞わせる)

岬  「うっ!? (そのまま一階まで落下し、地面に叩きつけられる)」

加賀美 「岬さんっ!?」

 (中二階通路の手摺り越しに、ZECTガンを手にした加賀美が 一階に落ちた岬を心配して叫ぶ)

田所 「(岬に駆け寄り、肩を抱き起す) 大丈夫か?」

岬  「(苦痛に耐えながら) …はい」