0162名無しより愛をこめて
2020/09/12(土) 23:59:14.58ID:jmglALEt0(神代邸の大広間。 白い布が掛けられたテーブル上には 古風な天秤が載せられており、天道と 当主の神代剣が交渉を行っている)
(天道の傍には、 副官の蓮華が アタッシュケースを開き持って立っている)
(天道が 秤の皿の上に 札束を重ねると、 軋んだ音を立てて 左右の皿が上下に揺れる)
(反対側の皿には サソードゼクターとヤイバーが載せられている)
神代 「…もう少しだ。 (釣り合っていない皿を見て、首を左右に振る)」
天道 「…… (蓮華が持つケースの中から 札束を取り出し、更に一束 積み上げる)」
(途端に、秤が大きく揺れる。 思わず、両手を皿に伸ばしかける天道と剣)
神代 「(揺れが収まる) よぉーし、 ピッターシだ」
天道 「では、もらっていく。 (席から立ち上がり、皿からサソードゼクターとヤイバーを取る)」