>>158

(神代邸の大広間。 白い布が掛けられたテーブル上には 古風な天秤が載せられており、天道と 当主の神代剣が交渉を行っている)
(天道の傍には、 副官の蓮華が アタッシュケースを開き持って立っている)

 (天道が 秤の皿の上に 札束を重ねると、 軋んだ音を立てて 左右の皿が上下に揺れる)
 (反対側の皿には サソードゼクターとヤイバーが載せられている)

神代 「…もう少しだ。 (釣り合っていない皿を見て、首を左右に振る)」

天道 「…… (蓮華が持つケースの中から 札束を取り出し、更に一束 積み上げる)」

 (途端に、秤が大きく揺れる。 思わず、両手を皿に伸ばしかける天道と剣)

神代 「(揺れが収まる) よぉーし、 ピッターシだ」

天道 「では、もらっていく。 (席から立ち上がり、皿からサソードゼクターとヤイバーを取る)」