>>162

 (天道がサソードゼクター、 蓮華がヤイバーを持ち、 広間を退出していく)
 (そこへ丁度やって来た じいやが、 驚いて 二人の姿を見送る)

爺や 「ぼっ、ぼっちゃま! (剣を振り向いて、慌てて 駆け寄る) サソードゼクターを、ど、どうなされたんですか!?」

神代 「買いたい というから、くれてやった。 ディスカビル家再興の為だ。 惜しくはない (笑顔)」

爺や 「しかし、それでは ワームが…! (危惧) 」

神代 「心配するなぁ。 (札束を皿に置き、正面奥の台座に向かって歩いていく)
     サソードにならずとも、俺には ディスカビル家に代々伝わる名剣、 (台座に安置された剣の鞘を掴んで振り返り、掲げる)
     ディスカリバーがある」

爺や 「………(返す言葉を失くし、気遣わしげに狼狽える)」


       (カブト 第33話より)