>>907

(ススキが群生する空地。 川沿いに 背の高い雑草が生い茂り、吹き抜けていく風が 草を揺らしている)
(その傍の地面に、天道と加賀美が 大の字になって 横たわっている)

 (二人共、激しい戦闘の連続で 力を使い果たし、ライダーベルトによる 体力と負傷の回復を待っている)
 (ふと、天道が 空を見上げたまま、ポツリと呟く)

天道 「腹が減ったな…」

加賀美 「ハァ…、(溜息)  ああ (同意)」


       (カブト 第36話より)