>>915

天道 「……さっき 俺が暴走した時、よく止めてくれた。 …感謝する」

加賀美 「(照れ笑い) よせ、 お前らしくもない」

 (いつもの俺様振りは影を潜め、改まって礼を言う天道に、調子が狂った加賀美が 茶化したように答える)
 (並んで 空を見上げたまま、会話する二人。 水面が 日差しの照り返しで、きらきらと輝いている)

天道 「集めたゼクターも 全て返そう。 ライダーの暴走を止められるは、(上体を起こす) ライダーだけだ」

加賀美 「………」

 (加賀美は チラリと、起き上がった天道に目を向けて、また空を見上げる)
 (ようやく ゼクター集めを止める気になった天道に 安堵しているように見える)