本編叩いてて映画で見直した人って、話の内容や脚本を完全に見てない(というかわかってない)んじゃないかと思うわ
根本的にゼロワンの作りの一番劣悪な部分は何も直ってない

まず
・タイムリミットを設けてるくせに、ゴールに向けた区切りやイベントもまともに作れてない平坦なシナリオ(タイムリミットはフレーバーテキスト状態)
・戦闘や出来事の積み上げではなく、唐突にアキラ100%を捕まえて拷問すれば核心が得られるぬるい調査パート
・そもそも先に或人パートで答えがわかっている情報を再度調査して改めて解説したり驚いたりする不破たちの映画的な煩わしさ
・どういう設定なのかも明かさなかったシステムについて後出しでそれっぽい雰囲気で解説するだけのどうにでも回収できる粗雑な伏線
・ドラマや描写ではなく台詞で人間関係を説明して、終盤で回収するという、映像的な感動とは程遠いゲストキャラのエピソード
・これまでの話で伏せてた核心同然の台詞で或人が察してた事を明かす、カタルシス薄いラストシーン(伏せる意味やこういう演出をする意味をそもそもわかってないのでは?)

高橋って、「半端にできているように感じちゃうけど根本的にできあがってない」っていう一番厄介な脚本書くんだよね
話に活かしているように見えるけど無理矢理出番を割り振ってるだけで有機的には活かされてないサブキャラとか
ふわっとした用語や伏せてた情報を後からドヤ顔で解説させて伏線っぽく見せるだけの行き当たりばったりすぎる展開とか
感情移入しがたい状況でも周囲に大袈裟に反応させる事で大きなショックや悲しみだと思わせるとか
ゼロワンでようやくそういう問題が指摘されたと思ってたら、ただ五番勝負や天津のかったるさやライダーやらの活躍が少ない事への文句で脚本を叩いてただけだったのかと