>>154

 (岬は そのまま 教壇に向かって歩いていき、黒板下部のトレイに 黒板消しを置く)
 (そして、腕に抱えてきた教材を 教卓の上に下ろして、教室の生徒達に向き直る)

岬原 「今日から、この学校に赴任した岬原です」

樹花 「あっ!? (驚)」

 (岬の事を知る樹花が 驚きの声を上げる)

神代 「ミサキーーーヌ! (喜)」

 (樹花の隣の席の剣も、大きな声で 岬の名前を呼ぶと、嬉しそうに 一番後ろの席から手を振ってくる)

岬原 「…!? (息を呑む) なんで あなたが!?」


       (カブト 第37話より)