>>156

神代 「俺は 超一流の家庭教師から 最高の帝王学を学んできたが、
    (右手に持つ羽根ペンを プルプルと震わせる) ショッ ・ ミーンの中学でも 頂点に立つ事にした。

     その謙虚な心こそ、(羽根で 岬の方を指す) “ノブレス ・ オブリージュ”」

 (いつの間に 教室に入ってきたのか、じいやが 剣の横に立って 嬉しそうに相槌を打つ)

爺や 「流石でございます、坊ちゃま (称賛)」

 (すかさず、主を褒めちぎる じいやと、得意気な微笑を浮かべる剣)
 (そんな二人の遣り取りを、教壇に立つ岬が 伊達メガネを下にずらして ギロリと睨む)