>>327

 (舗装された固い地面に落ちた影山のベルトから ホッパーゼクターが分離し、飛び跳ねながら去っていく)

影山 「ぐっ!? (すぐさま 頭上を振り仰ぐ)」

 (影山の闘志は 未だ衰えていない。 だが、既に レプトーフィスワームは 階段上から消え去っている)

影山 「うぅ… (激痛)」

 (口惜し気な表情をみせる影山だったが、身体を地面に打ち付けた激痛に 顔を歪める)
 (痛みに身を震わせながら 視線を落とし、ふと、何かに気が付く)

 (落下地点から少し離れた場所に、またバラバラに砕けてしまったフクロウの御守りの欠片が散乱している)