https://cinema.ne.jp/article/detail/50456?page=1

——本作では、仮面ライダーとして戦う孤独や悲哀以外にも、怪人として生まれたマイノリティ側の苦しみも強く描かれていますね。

白石:立ち上げの段階から「大人の仮面ライダー」というテーマが掲げられていたんです。でも、先ほど西島さんの話にもあったように、仮面ライダーってもともと大人が見ていい作品なんですよね。じゃあ、何をもって大人向けとするのか。それをとらえるため、これまでの仮面ライダー作品を改めて全部見てみたんです。それで感じたことは、その時々の社会情勢が色濃く反映されているんだなということ。それで今、世界中で議論されている問題であり、日本でも意識が高まっている、社会的少数派・マイノリティ側の視点で描くということを考えました。