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【もしも】種・種死の世界に○○が来たら13【統合】

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0001通常の名無しさんの3倍
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2013/12/23(月) 21:13:47.24ID:???
このスレは種系SSスレのうち、まとめサイトのカテゴリで
クロス物とされるスレの統合を目的としています。
種以外とのクロスオーバーを種別問わず投下してください。
種作品内でのIF作品は兄弟スレにお願いします。

過去スレ
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら【統合】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1196339764/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら 2【統合】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1208353319/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら 3【統合】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1212323601/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら 4【統合】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1218203927/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら 5【統合】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1226476158/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら 6【統合】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1230651332/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら 7【統合】
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/shar/1233666943/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら 8【統合】
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/shar/1242394476/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら 9【統合】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/shar/1254828439/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら10【統合】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/shar/1291395757/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら11【統合】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/shar/1342227660/
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら12【統合】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/shar/1347369984/
まとめサイト
ttp://arte.wikiwiki.jp/

兄弟スレ
【IF系統合】もし種・種死の○○が××だったら 15
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/shar/1386332621/
0002通常の名無しさんの3倍
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2013/12/25(水) 12:12:44.68ID:O6l3N1G6
「コリントス7番から10番まで発射!
目標、敵モビルスーツ!レーザー誘導!
いいな、間違えてもシャフトや地表に当てるなよ!」
「…えぇぇ…!?」
「てぇ!」
ナタルがCIC電子戦担当のロメロ・パル軍曹に難しい命令を下すと
アークエンジェルの艦尾からミサイルが発射されると、
《シグー》目掛けてミサイルが迫って行く。

「チィッ!」
《シグー》に乗るクルーゼは、ミサイルの雨を迎撃しながら躱すと、
コロニーに次々とミサイルが直撃して行く。

「隊長!!」
オロールはそう叫ぶとフットペダルを一気に踏み、
アークエンジェルの間近まで迫り、
両手に持った大型ミサイルと小型ミサイルを一斉射する。
するとそのミサイルがアークエンジェルの左舷側に命中して行く。
「第4兵装バンクに被弾!隔壁閉鎖!」
チャンドラが被害状況を知らせると、
ナタルはすかさずオロール機への迎撃を指示する。
「主砲発射準備!目標、前方の敵モビルスーツ!」
「了解!てぇ!!」
右舷カタパルト上層部にある砲塔からメガ粒子が放たれ《ジン》を襲う。

うあぁーーーーー!
オロールの機体は上下真っ二つに両断されると
その場で爆散して行く。

「オ、オロォーール!!」
ミゲルはオロール機が落とされ、一瞬の隙を作ってしまう。
その僅かな隙を見逃さなかったのはアポリーだった。
「くらえっ!!」
それまで背中にマウントしたままだった
クレイバズーカを右手に持ち撃ち放つと
砲弾は機体の目の前で散弾して《ジン》に直撃する。
0003923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/25(水) 12:15:50.13ID:???
「なっ!?ぐあぁぁ!!」
ミゲルは突然の衝撃に何が起きたか理解出来なかった。
ミゲルの《ジン》はコックピットをガードした左腕と右腕は激しく損傷し、
メインカメラは潰れ完全に戦闘能力を失う。

「く…そぉ!!腕とメインカメラをやられたか!」

「ミゲルーー!!」
「待って!アスラン!!」

アスランが大破したミゲルを見て、
そちらへ向かおうとするとキラが彼を呼び止める。
アスランは《イージス》の動きを再び止めて《ストライク》を見る。

と、その時だった。
コックピットにアラート音が鳴ると、
母艦であるヴェサリウスから通信が入ってくる。

「こちらヴェサリウス!こちらヴェサリウス!
ヘリオポリスより出現した戦艦より奇襲を受けている!
奪取したモビルスーツを乗せたガモフは中破!
直掩機2機が撃沈!!本艦はこれと交戦中!!
ただちに撤退されたし、ただちに撤退されたし!」

《アーガマ》のブリッジ内ではクルー達の声が響き渡る。
「ローラシア級に直撃弾!直掩機共に沈黙しました!」
シーサーの報告を聞いたレコアは思わず、ブライトの顔を見た。
ブライトは無言で頷くとレコアは確信した。
行けるーーー!レコアとブライトだけでなく、
ブリッジにいた全員がそう感じていた。
「見事に奴らの横っ面を叩く事が出来たな。」
「はい。
ミサイル発射管次弾装填準備!!
主砲照準合わせ!目標はナスカ級よ!!」
「了解!!」
《アーガマ》のザフト艦への強襲作戦は成功した。
そしてクルーゼとアスランはこの通信を聞いて驚愕していた。
0004923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/25(水) 12:18:40.77ID:???
「まさか単艦相手でこちらに被害を出るとは…。」
エゥーゴの戦艦がヘリオポリスにいる事は予想できた。
その為の直掩機も付けていたが、突破されるとは予想しておらず
完全にクルーゼの読みが外れた形となった。
「隊長!!」
「アスラン、撤退だ。
ミゲルを急いで回収しろ。」

アスランは「了解!」というと、ミゲルをすぐに回収して、
戦場の大地を去って行く。

(キラ……なんでお前が…!)
アスランの心の中はキラの事で頭が混乱していた。


「待て!逃がすか!」
そう叫びカミーユは撤退する{シグー》を追おうとするが
「よせ、深追いはするな!」とロベルトに留められる。


やがてコロニー表層部に開いた穴からクルーゼ達は撤退して行き、
キラのもとを離れて行く《イージス》の背中を見るキラは、
ひたすらアスランの名を叫び続けていた。
0005923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/25(水) 12:26:42.12ID:???
終わりです。

前スレ書き込みできなくなっちゃいました…
なので頭から読むには前スレ>>572からになります
お手数おかけ致しますorz
0008923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/25(水) 22:04:04.06ID:???
>>7
どうもです〜。
アポリー中尉は好きなキャラなんすよ。
ロベルト中尉も好きだし…
この先どう扱うか…ですが物語に花を添える
キャラとしては重要なキャラという
位置付けにしてます。
0011923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/28(土) 17:03:35.20ID:???
>>9
オーガスの特異点の男ってやつですねw

>>10
ファを庇って死ぬなんて漢の中の漢です!
なのに不遇な時代を過ごしてきたモンです…
0012923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/28(土) 17:10:40.32ID:???
923です。
ちょっと忙しいですが
ひっそりと投下を致します。
0013923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/28(土) 17:13:04.86ID:???
サイド7(グリーンオアシス)宙域

ルナツーを出発して
退屈なティターンズの先遣隊として哨戒任務を始めてから4日間ーーー。
彼女はようやく働けると心躍らせていた。
しかし、ひとたびブリッジ上がるなり、
キャプテンシートに座る禿げ散らかした頭のちょび髭の男
艦長チャン・ヤー少佐の言葉によって、
彼女の心躍る気持ちに歯止めがかかる。
「なぜわからないのです?」
「いや、ミノフスキー粒子が濃くなっていてな。」
サラミス改級軽巡洋艦《ボスニア》
ルナツー艦隊所属の正規軍艦艇だが、
ティターンズと共生関係にあるルナツー艦隊は
《ガンダムMk-U》を強奪したエゥーゴの捜索をしていた。
そして3時間前に艦隊規模でのエゥーゴとザフトの戦闘の光を
僅かながら光学カメラが捉えていた。
また、彼らは戦闘を行っていたのが
エゥーゴやザフトだという事に気づいていた。
0014923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/28(土) 17:16:14.97ID:???
ルナツーを管理棟とするサイド7は本サイドの宙域に進入したならば、
ティターンズやルナツーの仕掛けたカメラで分かるようになっていた。
その為、サイド7から出ていないエゥーゴを確認したティターンズは
血眼になってエゥーゴを探し続けていた。

「だが間違いなく《アレキサンドリア》の追っていた部隊なんだろう?」
モビルスーツ隊隊長のライラ・ミラ・ライラ大尉がモニターを見ながら憮然(ぶぜん)とした態度で
「そうなんだがな。
いかんせんヘリオポリスというのが気がかりだ。」
と、ライラの問いに歯切れが悪く、典型的な職業軍人的なつまらぬ受け答えが返ってくる。
そんな艦長に呆れ顔のライラは腕を組んで
「あれこれと考える暇があったらとにかく行って、
確かめてみるのが良いんじゃないのかい?」
と、言って苛々(いらいら)としたした表情でチャン・ヤー少佐を一瞥(いちべつ)する。
「分かっている!ライラ・ミラ・ライラ…!その言葉遣いなんとかならんのか?」
彼女のチャン・ヤー少佐に対する物言いや態度は今になって始まった話ではないが、
ライラはチャン・ヤーのような慎重過ぎる姿勢が気に食わない所があるようで、
チャン・ヤー自身も時折ライラに対して皮肉っぽく指摘をするような事があり、
あまり良好な上官と部下という関係ではない事はブリッジにいる人間の誰しもが分かっていた。
0015923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/28(土) 17:19:17.39ID:???
「…ふん…じゃあ、向こうに行ってみれば私の欲求不満が解消されるってのかい?」
ライラは悪びれる様子もなくそう言うと、チャン・ヤーは諦め顔で
「おそらくな。一応ティターンズにも報告はしたが
あそこには間違いなくエゥーゴかザフトがいるはずだ。」
とライラに言うと、彼女は「楽しみにしてるよ。」と言ってブリッジを後にした。


《ボスニア》より2時間ほど離れた距離の宙域を突き進む4隻の艦隊。
ティターンズの旗艦アレキサンドリア級重巡洋艦、
《アレキサンドリア》の司令室に座るティターンズ艦隊司令バスク・オム大佐に
哨戒任務にあたっていた《ボスニア》の掴んだ情報が入った。

「ヘリオポリスだと?」
「は。エゥーゴとザフトはサイド7を離脱した形跡がありません。
となれば戦闘行為も奴らで間違いないそうです。」
バスク・オム大佐の腹心であり
アレキサンドリア艦長兼作戦参謀という肩書きを持つ
ジャマイカン・ダニンカン少佐がバスクのもとに直接報告に来ていた。

「エゥーゴならば《ガンダムMk-U》ををなんとしてでも奪い返せ。」
「閣下、それについては私のほうから良い秘策があります。」
ジャマイカンは何か企みのある表情で言うと、バスクはその策を聞いたーーー。

《アレキサンドリア》艦内の一室には
カミーユの母親であるヒルダ・ビダンと
同僚の男性が不安な表情を浮かべて話をしていた。
「カミーユが《ガンダムMk-U》を盗んでエゥーゴに逃げ込んだなんて…」
「ヒルダさん。顔を上げて下さい。」
「でも…なぜ私なんかをここに乗せたのかしら…」
「分かりません…でもこれは普通じゃありませんよ。」
0016923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/28(土) 17:22:56.66ID:???
ドッキングベイからコロニー内部へと誘導されて来た《アーガマ》と
《アークエンジェル》がようやく合流した。
《アーガマ》から降りたブライト・ノア大佐は
ブレックスやクワトロらに手厚く迎えられていた。
特に、彼を見た周りの反応は凄まじい者があった。
もっとも一番目を輝かせていたのは
ナタル・バジルール中尉だったようだがーーー。
コロニーの外では合流した僚艦、
サラミス改級モンブランが警戒任務にあたっていた。

《アーガマ》のブリーフィングルームに集められたブライト・ノア大佐、
ムゥ・ラ・フラガ大尉、マリュー・ラミアス大尉、
ナタル・バジルール中尉はブレックス以下、
クワトロ、ヘンケンらと、今後について話し合いを行っていた。
一通りに挨拶済ませ、軽くを進めると
ブレックスはブライトへエゥーゴへの参加を打診した。

彼自身も既にそのつもりだったようだ。
「私は構いません。しかし私で本当によろしいのですか?」
とブライトが言うと、すかさずヘンケンが彼に返す。
0017923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/28(土) 17:26:02.38ID:???
「大佐が《アーガマ》を指揮してくれれば、
私は落ち着いてブレックス准将の側にいられます。」
ヘンケンがそう言うとブライトと固い握手を交わした。
その横でクワトロがブライトに対して
「ブライト艦長の存在は我々エゥーゴにとって大きな存在になります。」と言った。
クワトロの言うようにブライト・ノアという存在は
プロパガンダ的な存在にもなり得るような人だ。
彼を盲信的に尊敬するものは多く存在する。
それでも連邦軍内では『ニュータイプ部隊の指揮官』
と危険視され窓際に追いやられた格好ではあった。
しかし彼自身の人気が失われる事はなかった。
クワトロの言葉にブライトはクワトロの顔を真っ直ぐに見て
「買いかぶり過ぎですよ。クワトロ大佐。」
と言うと、クワトロが「大尉だ。ブライトキャプテン…」
とひと言だけ返すとラミアス達が少し不思議そうな顔をしていた。
0018923 ◆cehD7uPtpU
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2013/12/28(土) 17:29:35.48ID:???
ブレックスはその後、
ニューホンコンにいるというブライトの家族の身の安全の保証などを約束すると
ブライトも少し喜んだようだった。
そしてエゥーゴへの参加を承諾したムゥとも話を進めブレックスは
「フラガ大尉、君の家族は大丈夫なのか?」と聞くと、
ムゥは少しぎこちない笑顔で応えた。
「自分の家族は、みな火事で死にました。
人質に取るような者は一人もおりません。ご安心下さい。」
彼はさらりと衝撃的な事を言っていた。
おそらく彼の態度からするにその事実は受け止めていて、
それを引きずるような素ぶりも無かったように見えた。
彼の言葉で周りの空気が固まるとブレックスは
「…そうか……すまん。余計な事を聞いてしまった。」
と、言って頭を下げる。
するとムゥは少し慌てて
「いや、お顔をお上げください閣下。」と言って、その場をやり過ごした。

その後、物資についてや今後の作戦行動について話を進めていった。
その中でブレックスが特に気にかけたのは
《アークエンジェル》の人員の少なさだった。
ブリッジに関しては新機軸の管制システムを用いており、
最小限度の人数でも操艦や戦闘には支障はないらしいが、
問題はブリッジ以外に必要とする深刻な人員不足だった。
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