■中国人がマスク無料配布

もう一つ、先週あたりから日本各地の繁華街で「マスクを無料配布する中国人」が出現している。
「自発的ボランティア活動」とされるこの様子を、「中華人民共和国駐日本国大使館」のアカウントが
「必ず勝ちます」とコメント付きでしっかり拡散している。

日本中で「マスクがない」はずの今、街で無料配布するほど大量のマスクをどうやって集めたのか。
その疑問をつゆほども抱かず、「感動した」とコメントする日本人多数。「いいね」の数は27日現在、27万近くに上る。

自分たちの血税で賄われた備蓄マスクを中国へ差し出し、一方、街角で見ず知らずの中国人から
一枚マスクを恵んでもらって喜ぶ日本人。その裏で、沖縄県・尖閣諸島海域への侵入船や爆撃機を送ることも忘れていないのが中国だ。
ウイルス対策とイベント中止が続くなか、多くの人が「いい話」を求める。その機に、日本人の心が、からめ取られてはならないのである。