國破れて 債務在り(くにやぶれて さいむあり)
京城春にして 草不可避(けいじょうはるにして くさふかひ)
時に感じては ウォンにも涙を濺ぎ(ときにかんじては うぉんにもなみだをそそぎ)
別れを恨んで 文にも心を驚かす(わかれをうらんで むんにもこころをおどろかす)
降下 三月に連なり(こうか さんげつにつらなり)
ドル 萬金に抵る(どる ばんきんにあたる)
白頭山動いて 更に脅かし(はくとうさん『ペクトゥサン』うごいて さらにみじかし)
渾べて簪に 勝えざらんと欲す(すべてしんに たえざらんとほっす)