10年前から俺が考えてたガンダムを語ってく [転載禁止]©2ch.net
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数年前に旧シャアで建てたが内容が大分変わったからこっちで新たに作った アクチクスは実質官僚により統治され、官僚組織はビッグデータを管理するAI「セントラル」により
査定され、その評価をもとに各部署に配置される
エニグマはアクチクス内での最高権力を得ようとするがそれはAIセントラルとの駆け引きであった
それはPCの恋愛ゲームに似ていた。エニグマはAIセントラルの動向を読みそれに最善の対応をすることで
AIセントラルに徐々に認められて出世していく。
しかしAIセントラルの動向を知るうちにエニグマはセントラルが独自の哲学を持つ事を知っていく
でもそれを知ることは次第にエニグマを窮地に追い込んでいくのだ > 在日の親は、子供を朝鮮幼稚園・朝鮮学校に入れたいっていうのが多いのよ。
> 日本人からすると、なんでだろうって思うけど、日本人の学校では、民族の誇りを持った教育がしてもらえないんだそうだ。
> よく分からないけど、済州島の流刑者の白丁が大阪に密入国して住み着いたじゃ誇りが持てないけど、
> 日本人に強制連行された被害者なら誇りが持てる、とかそういう事かな??
>
> 市原市の能満は昔から市街化調整区域で、新規の建物は造れないことになっている。
> そのため土地が安く、日本の法律を無視した在日が、次々と移り住んできた。
> そこで問題になったのが、朝鮮学校だ。なかなか許可が下りず、一番近くても千葉市にしかない。
> そこで在日居住区の能満内にあった、能満幼稚園・市原小・市原中・緑高の保育士や教師を、朝鮮化する事を考えた。
> 今では在日幼稚園の保育士は全て朝鮮帰化人で、在日の父兄からの絶大な支持を受けている。
> 遠くからでも、わざわざ在日幼稚園に入園させたいという在日の親は、後を絶たない。
> この在日幼稚園卒園者はほぼ朝鮮系の帰化人と在日だ。 >>220
こんなマイナーなスレにまでご苦労さん
てなわけで>>219続き
この時代AIにはSFマニアからロボット三原則に例えられるほどのセーフティが組み込まれ、
それがAIの自我の発生を防いでいた
代わりにAIはビッグデータから人の嗜好をつかみ人を支配する方法を模索する
それは自らをカリスマとすることで人にあがめられることだった
AIセントラルは「北極星」と名乗り権力を徐々に集中させていく
自分の周りに同調者で固め、彼らに権力を与えていく
そしてアクチクスの指導部は形だけの代表と北極星を中心にした官僚によって構成されていく ユニバーではAIは個人情報の保護に限定して使われる
意思決定は起業に似て、プランの表示→スポンサーの確保→スタッフ募集の順で行われる
赤道探査もそのプロセスで行われ、実はユニバー内でもこのプランに反対する者もいる
(反対プランはスポンサーが集まらず実現しなかった)
アクチクスのAIセントラル「北極星」はユニバーを「人の本質のカオスが噴出したもの」と酷評している
人間同士の様々な駆け引きや対立はユニバーを混とんとさせており
アクチクスの「清潔な世界」キャンペーンで失敗例としてしばしば糾弾される 主人公が2浪
MSのエンジンが手コキ自家発電
ガンダムMIZOGUCHI HIV >>222続き
カオス状態のユニバーでは複数のセクションが同時進行される
主人公たちの赤道探索セクション以外にもコロニー建設セクションも進行していた
アクチクスは妨害のため宇宙用のアミニクスを繰り出してくる
赤道探索にめどをつけた主人公はAR「ガンダム」を宇宙仕様にして宇宙に乗り出していく すでにL1には実験用のコロニーが建造されていた
月からリニアカタパルトで物資を射出してL1で組み立てていた
アミニクスは射出された物資を狙ってくる
ガンダムで迎撃に向かう主人公たちだったが敵との遭遇戦で地球に墜落してしまう
そこはアクチクスの首都であった 実はガンダムには主人公だけでなく赤道国家の少女が乗り込んでいた
彼女の国家は事実上崩壊、ネットインフラが寸断されたため、ユニバーの支援も受けられなかったのだ。
ユニバーの赤道探索にはネットインフラの復旧の目的もあった
彼女は高温となった赤道直下の自然や動物の生態に詳しかったためユニバーに登録
主人公のチームの一員として宇宙にまでついてきたのだった 地球高温化で赤道直下の生命体は激減すると予測されていた
しかし動植物の中には特殊なたんぱく質を体内に持つ事で高温に対応するものが多く出てきた
人類になかにもそのたんぱく質を持つ者がいたのである
彼女もそのたんぱく質を持っていた
さらに彼女は宇宙空間での対応が普通の人より優れていた
それは地球が宇宙に対応できる生命体を育成しているように見えた アクチクス領内に墜落したガンダム
領外に脱出することもかなわずアミニクスの追撃を細々とかわしていた。
窮地に陥った主人公だったが追撃隊にエニグマがいることを知り
エニグマに投稿することを計画する
エニグマと主人公初めての会合であった なんかブロックチェーン対プラットフォーマー規制みたいな話になってきたような… >>228続き
降伏をしようとする主人公だったがエニグマはAR「鋼迅(こうじん)」で戦いを挑んでくる
むかえうつガンダムだったがまるで歯が立たず敗北、気絶してしまう
主人公たちはAIセントラル北極星の前で目を覚ます
北極星もまた主人公の連れの少女に興味を持っていたのだ 北極星は主人公たちの解放の条件として彼女のすべてのデータを提供することを求めてきた
主人公が抵抗する中彼女は問いただす
それは赤道にいる同法のために必要なのかと
北極星は赤道の生態系が予想より繁殖していることを疑問に思っていた
彼女のデータを手に入れれば予想の修正をすることができる
それはアクチクスの政策を変えるということにもなるのだ
しかし北極星は彼女のデータを見て驚愕する 高温化した赤道直下での生命体の変化
それは本来生命体の持っていた代謝のバランスを崩すものであった
それは生命体が赤道や宇宙の対応するといった簡単なことでなく
人という種がこれから長い時をかけて新たな生命体になるということである
北極星はプランを変更することにした
これまで敵対していたユニバーに接触して彼らの宇宙移住プランに参画するプランを立てた
新たな環境を与えることで人類の進化を促進させようとした
しかしそれは意外な人物の怒りを買うことになる アクチクスの排他主義は国家によって誘導されたものである
国民は自覚ないまま他国民に対し優位性を感じるように育てられている
大統領もまた国民同様に自国第一主義を信じていたが
北極星は彼を操るのは簡単だとして放置していた
しかし彼には北極星を凌駕する権力があることがあだとなった 北極星は大統領に権力が集中していることは知っていた
その権力を使えば北極星を制圧できることも知っていた
しかしそれを行えばアクチクスは徐々に機能を失い国家として成立しなくなることを
大統領には何度も説明していたはずである
大統領はそのリスクを冒してまでユニバーを滅ぼすことを選択した
ユニバーはが存在することを大統領は認められなかったのだ 大統領の指令の元、アクチクス軍が主人公と少女を拘束するために迫ってくる
エニグマは彼らを逃がすため一体のARの前に連れてくる
そのARはガンダムだったがどこかが違う
主人公のガンダムにエニグマのAR「鋼迅」のパーツが組み込まれていた
主人公たちに質問する暇はない。ガンダムに乗り込んで敵の包囲陣を突破していく アクチクスの包囲網を突破したガンダムは救出に来たユニバーに回収される
ユニバーの技術陣はガンダムに組み込まれたAR鋼迅のパーツに着目し調査を始めるのであった
鋼迅のパーツに使われた技術はユニバーにもアクチクスにも記載されていないものであった
その中、一人の老人が涙を流す
「そうか、お前だったのか」
彼はユニバーの創始者であった 核によるオゾン層攻撃(>>206)が行われる前
複数の先進国がSNSに干渉をはじめビッグデータの提供を求めてきた
対抗手段として個人情報の保護を最優先にしたSNSを作り出す
ユニバーの始まりであった
そのユニバー開発に一人の少女が参加していた
小学生だが発想や記述はほかの科学者に引けを取らなかった
彼女が後のエニグマである 小学生のエニグマはよく周りの科学者に質問をしていた
「ユニバーで人間はどう変わるの?」
ある科学者は「変わらない」といい別の科学者は「幸せになる」といった
ユニバーが完成した日エニグマはつぶやいた
「人はこれで根本的に変わらなければならなくなる」
ユニバーは便利な道具だったが情報量が多すぎて人に過大なストレスがかかっていた
それが遠い将来人間の新たな進化を起こすとエニグマは考えた
しかし地球高温化がその進化のスピードをを繰り上げるとはさすがに想定外だったのだ アクチクスの大統領は聡明な人物であった
人心をつかむ能力が高く北極星とは別のコネクションをアクチクス内に持っていた
そこで彼の得た結論は「人は統合が必要である」である
彼にとって「カオスが噴出した」ユニバーと接触した北極星を許すわけにはいかない
しかしユニバーとの全面抗争はアクチクスの崩壊を起こすことも理解していた
彼は全面抗争に一途の可能性をかけた
アクチクスもユニバーも超えた新たな存在が出てきてこの世界を統合する可能性に アクチクスが全面戦争のために軍隊を集結し始めたのをユニバーは衛星でつかんでいた
ある派閥が軍事衝突のプランを出しスポンサーがついてしまう
そうなれば地球の高温化はさらに悪化する
主人公たちはアクチクス首都のピンポイントでの攻撃を提案する
首都の防衛体制が一時的に下がったのを見落としていなかったのだ
もっともこれはエニグマが用意していただったのだが 富信は厨二病だからいつもこうやって妄想ばかりしてる そうやって現実逃避してもお前が寮から追い出される現実は変わらないけどなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
どんだけ最底辺に落ちぶれたら気が済むんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww そりゃエンドレス利息豚ちゃんは無職で就活出来もしないゴミだから
日がな妄想で残り少ない時間を浪費するしかないもんねえ?
もう強制退寮まで三週間余りかあ、色々つまんねえ人生だったなあ君って() 変なのいるけどまあいいかしばらく適当に流す
コロニーオブデッド
コロニーに突然大量のゾンビが現れた。主人公のサムはゾンビと戦おうとするがクラスメートに噛みつかれる。
クラスメートが次々とゾンビに発症していたのだ。ゾンビたちは出動したMSにも変な液体を吐き掛けゾンビ化させていく。
サムは新鋭MS ガンダムに隠れるもゾンビに発症、ガンダムをゾンビ化して暴れだす。
気が付くとサムは連邦の戦艦の中にいた。ワクチンを打たれたサムは一時的に人の心を取り戻す
しかし半分ゾンビの彼はゾンビを判別する能力を持っていた。連邦はサムの特殊能力を生かして
地球に逃げたゾンビの捜索を行おうとする。
サムのいたコロニーはかつて事故がおこり大量の犠牲者が出た。コロニー公社は試験中の究明なのマシンを放出して犠牲者を復活させた。
しかし時間がたつうちにナノマシンが変質しゾンビ現象を引き起こしたのだ。
しかしそれは計画されたものだった。人類をすべてゾンビ化して統合し新たな生命体を作ろうとしていたのだ
サムとゾンビガンダムはその計画を阻止できるか 転生したらガンダムのパイロットになってしまった件
大事故に巻き込まれたジンは目を覚ますとコックピットに座っていた
ラノベに詳しいジンはこれは転生したと確信していた
が乗っていたのはRX-79ガンダム
アプサラス3の猛攻に何とか生き延びとりあえず生き残る方法を考える
ジンはティターンズに志願しタイミングを見てエウーゴに寝返る事をもくろむが
がなんと所属した部隊がネオジオンに寝返ってしまう
ジンは自分の知識をフル動員してネオジオンを勝たせることに成功するが
なんとハマーンがシャアとアムロを撃破する展開に
ハマーンは大ジオン国を興しジンはハマーンの側近に
しかしジンはその平和が続かないこともそして「歴史は繰り返す」ことも知っていた
宇宙世紀93年、地球連邦とジオンの小規模な軍事衝突が拡大して全面戦争になり
地球連邦によるミネバ暗殺に激怒したハマーンはアクシズを地球にぶつけようとする(続く) (続き)
アクシズ落下をしっていたジンはその数年前にひそかにカミーユに接触、地球連邦軍への復帰を支援する
さらにネオジオンのサイコフレームの技術を提供しνガンダムを半ば強制的に開発される
アクシズを持ち上げ始めるカミーユのνガンダム
情報流出を知ったハマーンはジンを射殺する
ジンはサイコフレームフレームの中にいた
同じく中にいたアムロやシャア達と協力してアクシズを持ち上げることに成功する
終わった後アムロはジンに一言いった
「この世界をもとの形に戻す。だから君は元の世界に戻らなければならない」
ジンは元の世界に戻った
ただジンは今までのことを夢だと思っていた
友達に連れられて本屋に行くとアニメ誌に宇宙世紀ガンダム新作の情報が載っていた
登場人物の一人にジンのフルネームが使われていた
「もしかしたら…」と一人思いをはせるジンであった 西遊機動演義
中国は唐の時代、多くの僧が三蔵法師になる事を目指し西方への旅を行った
主人公の紅雀も三蔵法師玄奘にあこがれた僧の一人だが旅に出た彼の前にガンダムが現れた
そのガンダムを止めるようにさらに2体のMSが現れ、争いを始めるがガンダムが勝つ
さらにガンダムは紅雀を襲おうとするも般若心経を唱える紅雀の前に動きを止める
コックピットが開き人の形をしたモビルドール「剛弓」が現れる
彼は言う遥か未来人は進化についていけず体を失い赤い結晶体に心を残すのみと
ゆえに人間の進化を止めるためにこの時代に来たと
しかしそれが間違いだ、人はすでに進化を初めていたのだと悟った彼は
紅雀と旅をすることを申し出る
剛弓は紅雀にニュータイプの新たな可能性を見出していた
紅雀は剛弓にかつての玄奘の部下の「悟空」の名を授ける
同じく味方になったモビルドール「八戒」「沙悟浄」およびそのMS とともに彼らは西を目指す
西には悟空をこの時代に送り込んだMS一角獣がいる
紅雀たちと、人を原初の姿に戻そうとする一角獣及びその配下のMS群との戦いが始まる 星の子
地球圏の戦争の残骸は地球の公転軌道を外れ火星の公転軌道まで漂っていた
その残骸を地球とは全く異なる文明の宇宙船が回収していく
彼らは太陽系から数百光年離れた太陽系の高等知的生命体である
彼らはアスルムといい地球の甲殻生物に似た外骨格生物である
しかし進化の袋小路にはまってしまいブレイクスルーをするために
他の太陽系の生命体を調べていたのだった
彼らは人類の遺伝子を取り込むことを決定する
時は流れ、アスルムは人型の生命体が統治する星になっていた
そして地球人のクローンが作られ兵士として使役されていた
主人公のメルスもまたクローン兵士としてMSに乗っていた(続く) (続き)
メルスののるMS はアスルムが地球のものを独自に発展させたものである
アスルムの文化は地球の文化を取り込んだ結果不安定になり戦争が続く状態になってしまった
クローンとして生まれたメルスは自分の祖先の星地球を知らない
しかし戦闘中に突然目前に現れたMSに地球のビジョンをテレパスで送られてしまう
地球に行きたい、メルスは突然沸いた感情を抑えきれず軍を抜けてしまう
メルス以外にも同じように地球にあこがれるクローンが現れ一大勢力になっていく
地球のビジョンを送ったMSウラヌスは地球外生命体を調べるために太陽系外に送り込まれたものだった
ウラヌスは人造ニュータイプでもあり自己進化を続けた結果量子ジャンプができるようになっていた
彼にとってアスルムの地球人クローンは最初のコミュニケーション対象に最適だった
がそれがアスルム人対地球人クローンの戦いを引き起こすとは考えていなかったのだ
一方でアスルム人の中ににニュータイプ能力を持つ者もあらわれていた
彼らはニュータイプ能力を自分の遺伝子に組み込んでいたのだ
ニュータイプアスルム人の中には地球を敵視する者もあらわれていた
彼らの中には地球を攻撃する過激な思想を持つ者もいたのだ
混乱する状況の中メルスはニュータイプアルムス人と感応し始める
それが新たな時代の始まるになるとはその時は誰もわからなかったのだった 忘却の戦士
西暦の最後の年、人類は「なにか」の侵略を受けた。
目視どころか各種センサーに反応せず、生命どころか物質かどうかさえ分からない未知の存在に
破壊だけでなくシステムを次々乗っ取る戦法に人類に打つ手はなかった
瀬戸際まで追い詰められた人類の前に数千年先の未来からMSが出現する
MSから発散する波動により姿を現す敵を瞬く間に粉砕する
しかしMSもシャットダウンして動かなくなる
生命体は時間跳躍することに耐えられず、MS内の人口脳が機能できなくなったのだ
MSを動かすには人間の補助が必要だが、タイムパラドックスを防ぐためにMSで得た情報を記憶から消す必要がある
それはパイロットに深刻なダメージを与えることであり人権的な問題をはらんでいた
超法規的な対応として刑期短縮を条件に犯罪者にパイロットとして選出する
国家的な陰謀で犯罪者にさせられたシンはパイロットになる事で自らの無実を示そうとする
だが、戦いの中で「なにか」の侵略がその陰謀と絡んでいることに気付いていく
シンの国はすでに何者かに占領され「なにか」は彼の国で生産されたものであった
そして何者かは人類ではなかったのだ
シンはもともとは天文学者であった。彼の所属するプロジェクトは宇宙から来る電波をとらえていた
その電波は他天体の知的生命体のプログラムでありひそかに増殖して浸食最後には
国家の根幹のシステムが乗っ取られてしまったのだ
そしてプロジェクトに参加していたシンたちを次々投獄していった
シンたちはその事実を知らない
MS搭乗の代償として徐々に失われる記憶の中、シンは真相にたどり着くことはできるのだろうか ガンダム世界でファンタジーみたいなのを作ってみる
ここは剣と魔法の世界
赤い結晶と心を通わせることができる人は様々な力を使うことができ彼らは魔法使いといわれた
しかしその結晶がかつてサイコフレームと言われていたことが忘れ去られて久しい
主人公のバンは初心者の剣士
彼はギアナ高地ダンジョンの奥にある「竜の卵」の大捜索に参加する
彼の竜の卵を見つけるがその卵に取り込まれてしまう
卵は言う「形を取り戻すために命がいる。お前の命をもらう」
数千年前、エルスは人類との完全な統合を行うことを表明、人類と戦いを始める
人類側は封印技術であるサイコフレームを使用しエルスの命を取り込み始めた
エルスをせん滅することに成功するも今度はサイコフレームが暴走し人の命を取り込み始めた
巨大な竜の姿になったサイコフレームを粉砕することに成功するものの文明が消滅してしまい
サイコフレームのかけらは世界中に飛び散り今の剣と魔法の世界の礎になった
しかしサイコフレームの竜は復活しようとしている
竜の卵は本来の姿であるガンダムタイプ「ターンN」に戻るために本体のエルスセルを活性化させる必要があった
そのために人との融合をする必要があったがサイコフレームの影響で変質したエルスセルは取り込むことができない
しかしバンの持つ白い結晶体に共鳴する形でターンNは復活する
白い結晶体、それはエルスがサイコフレームに擬態したものであった
そのためにサイコフレームの竜の影響を受けずにエルス本来の機能を残していた
しかしそのことに気付いた竜が部下のモンスターMSに命じてターンNを襲おうとする
バン、ターンN とサイコフレームの竜の戦いが始まろうとしていた ガンダム、40周年記念でプロ野球12球団とコラボ チームカラーのガンプラ発売
https://www.oricon.co.jp/news/2128478/full/
↑これがもしアニメ化されたら…
宇宙世紀100年、ジオンの自治権放棄を祝うイベントとしてMS野球大会が行われることになった
しかし事実上のサナリィ(連邦)とアナハイム(ジオン)の次期小型MSのコンペとなり
サナリィのMSは形こそRX78に酷似していたが新機構が組み込まれRX0以上の高性能機になっていた
しかし新装備のAI「V9」は高性能な反面パイロットを選ぶ機体になっていた
サナリィの営業権マネージャー、アキコはパイロットを探して世界中を飛び回る
人だけでなく、ガンキャノンを操る犬、ブルーのコアラを見つけ、ついに12人のパイロットに探すことに成功する
しかしアナハイムは一年戦争時のジオンのエースパイロットをクローンで復活、
復活したシャアや黒い三連星が大リーグザクに乗って襲い掛かってくる
苦戦するサナリィ。その時隣接するトウモロコシ畑から13台目のガンダムが現れた
オリジナルカラーのガンダムは左手にボールを握っていた
「僕が一番ガンダムを…いや俺は今猛烈に感動している!」
そのガンダムは燃えていた
「…」明子は柱の陰で何かつぶやいたがその言葉を聞いた人はいなかったという ガンダムで泥棒ものを考えてみる
宇宙世紀0079年
地球連邦は地球上のジオン公国占領地の治安を混乱させるために軍内部から志願者を募り
MSとともに占領地に送り込んで破壊工作をさせていた
むろんこれは南極条約に違反する行為であり参加した軍人は作戦前に軍籍は抜かれている
主人公のマビクはピクシー改「オレイアス」で作戦を行うはずがふと出会った女盗賊モドスと
行動を共にするうちにいつの間にかジオンの蓄積した食料を奪い被占領市民に配る義賊になっていく
そんな彼らにジオンの高官の代理人を名乗る人間から依頼が届く
ジオン公国はアルカトラズ島に占領地から集めた美術品を集めている
北アメリカを管轄するガルマはホワイトベース追撃で島の防衛がおろそかになっている
もし美術品を盗み出してくれるなら支配地域の食糧支給の量を増やそうと話を持ち掛けられる
当然こんなおいしそうな話は罠である。マ・クベは美術品の管理の権利をガルマから取り上げるために
(実はガルマは小さいころからの英才教育により美術品の鑑定能力がマ・クベより優れていた)
わざとアルカトラズ島で不祥事を起こさせようとしたのだ
真意を知ったマビクとモドスはその作戦を裏手に取る。マ・クベが1番ほしかった美術品だけ盗むことで
この計画がマ・クベ主導のものであることを印象つけようと作戦を立てた
作戦は成功するものの、直後にホワイトベースとの戦いでガルマは戦死、結局アルカトラズの美術品は
マ・クベの所轄になってしまった
マビクとモドスは脱出に成功するがその後行方不明
1年戦争が終わって1年後、アルカトラズから美術品が世界中の美術展に返却された
台湾の故宮美術館の美術品だけは帰ってこなかった
マ・クベが宇宙に持ち去って一緒に爆散したという
そんなある日、宅配品を装った二人組がやってきて美術館に荷物を置いていった
開けるとマ・クベともに散ったはずの美術品があった…
「しかし、全然オリジナルと別物なのによくあれを北宋のツボなんて信じたよね、マ・クベ」
「まさか、正体が近所の中華料理屋のティーポットなんて思いはつかないだろうけどな!」
この二人がその後どうなったか連邦のお偉いさんは誰も知らない 100年目の咆哮
宇宙世紀179年、宇宙戦国時代は資源枯渇により続行が不可能になり休戦条約が結ばれた
人類は地球圏を破壊しつくしたことにようやく気が付いたのである
地球は再生する道を目指したがその技術が戦乱で失われていることに気が付いた
タウ・アイロンは歴史学者である
彼の主な研究はMS開発史であり、個人的趣味でファーストガンダムを復元している程の腕前を持っている
政府は彼ら歴史学者に失われた技術の復元を委託する
タウはその作業の中、過去に多くの技術者が行方不明になっていることを知る
それと同時期、木星帝国のMS開発施設に謎のMS軍団が現れ壊滅させる
そのMSと同じものがタウの前に現れ、タウのガンダムに戦いを挑む
そのMSは1年戦争時のザクに酷似していた
ネオジオン壊滅後、多くのジオン兵は火星に逃げていたがオールズモビル戦役で全滅したと言われていた
しかし彼らは生き残り、宇宙戦国時代に多くの技術者を亡命させ巨大国家になっていた
彼らにとって地球はもはや汚れた星であり、地球圏が弱体化した今となっては容易に占領できる敵にしか過ぎない
ザクを倒すことに成功したもののザクに使われていた技術に戦慄を覚えるタウ
対抗するために彼は自分の持っている技術をフル動員してガンダムを進化させていく
それは歴代のガンダムの能力を引き継いでいくことになるのだった 宇宙戦国時代を大河ドラマ的に語ってみる
コスモバビロニア建国時、地球連邦内の一部の議員ににコスモ貴族主義が浸透し
政府内での対立が激化、連邦軍は機能不全に追い込まれた
軍の支援を期待できない各コロニーは自治を宣言して独立、自警軍の設立を行うが
互いの不振からコロニー国家同士が軍事衝突を起こし混乱はさらに加速した
宇宙世紀0148、主人公イグアン・ボレロの住むコロニーは隣のコロニーの侵略を受けた
自警軍に所属するイグアンはGキャノンマグナに乗って反撃するもののコロニーは瞬く間に制圧されてしまう
イグアンのマグナも敵大将格の乗るネオガンダム改に敗北、イグアンも降伏する
敵大将フジ・キノーはすでにサイド2の3分の一を制圧していた
フジは降伏したイグアンを気に入り部下として徴用し、彼にフリントを与えるのであった
しかし駐留している連邦軍が中心になってザンスカール帝国を設立して状況が変わってくる
ザンスカールの恐怖政治でフジが密告されてしまい捕まって処刑されてしまう
フジ亡き後大将として組織を率いるイグアンだがもはや戦争続行は不可能と知り、できるだけ多くの人間を
他のサイドに逃がそうとする
亡命者を処刑するため大軍で押し寄せるザンスカール、殿として迎えうつイグアン、
それはコロニーの一つの時代の終わりを示していたのかもしれない 機動戦士ガンダムローグ
一人の男が地球連邦大統領に就任した
彼はラストキングと名乗り連邦軍の再武装を宣言する
外壁を貫通してコロニー内で爆発するコロニーバンカーを開発してコロニー国家を脅迫し始めた
屈しなかったコロニーと紛争が起こりコロニーバンカーで破壊されたコロニーから多くの難民が発生した
他のコロニーに移ることのできなかった難民は地球に不法移民を始める
しかし彼らにまといもな職はなく違法な仕事しか回ってこなかった
不法移民マシロ・クロビスもそんな一人である
モビルワーカー免許を持つ彼は中古MSで物資を略奪する仕事についていた
ある日略奪に失敗し仲間とはぐれたマシロに新しい仕事のメールが届く
彼は指定された場所に行くと最新鋭のMSが隠されていた
軍から廃棄された物らしくこれで指定された場所の物資を奪う依頼を受ける
場所に向かうと潜んでいた複数のMSから攻撃を受ける
外装を吹き飛ばされると中から別のMSが現れる…ガンダムだ
ガンダムに内蔵された武器を使い敵MSを瞬く間に倒すマシロ
しかしマシロはこれが罠だということをしり蒼白になっていた
「自分は連邦の敵に祭り上げられた…」 >>260 続き
ラストキングは新たなコロニー国家への制裁を開始するために口実としてテロ事件を自作自演をもくろんだ
そのコロニー国家の心のよりどころになっているガンダムを模したガンダムローグをマシロに与え
地球連邦の敵に祭り上げた
マシロはあらゆる連邦軍に追われる身になった
しかしマシロを陰ながら支える人たちがあった
彼らはマシロに職を与え宿を提供し中には弾薬を提供する軍隊もあった
彼らは表向きは大統領に忠誠を誓っていたが影では政権がひっくり返ることを期待していた
理不尽に暴力を望むラストキングを憎んでいたのだ
そんな彼らを見てマシロ・クロビスはラストキングと戦う覚悟を決める
地球の反キング勢力とコロニー穏健派と協調させ一大勢力を構築する
彼らの手によって強化されたガンダムローグはキングと戦う彼らの象徴となっていく
連邦の事実上の崩壊を象徴する戦いが始まろうとしていた… ブッホ・コンツェルンが貴族主義に傾倒する前の時代の話
ブッホは秘密裏にMS開発部門を設立、宇宙空間にさまようジャンクを漁っていた
この時代失われた技術が多くあり、ジャンクを調べることでその技術を吸収しようとしてのである
ある日研究員のアリス・栗島は上司が暗殺されるところを目撃する
犯人は上司からアタッシュケースを奪い逃亡する
ブッホは組織内で犯人を捕まえることを決定、保安部にアリスを加えた捜査チームを結成する
上司はブッホの業務とは別に人工頭脳の解析を行っていた
ア・バオア・クー空域付近で発見された人工頭脳はティターンズが開発したもので
人の脳の構造を復元したものであるらしい
情報を求めて暗証空域の情報屋を訪ねる捜査チームだったが
彼らの前にMSゲルググがあらわれる
捜査チームもMSサルベージサイサリスを出して対抗、ゲルググを取り押さえる
「傷つけるなよ、貴重な情報源かもしれん」
拘束されたゲルググから出てきたのはシステムエンジニア、テアニン
テアニンはゲルググを操っていなかった
コクピットには上司が解析していたのと同様の人工頭脳がセットされていた… >>262 続き
国力、人口が連邦に比べ圧倒的に劣るジオンにとってMSの無人化は必要な要件だった
しかし当時のジオンでは実用化できず連邦も部分的にしか無人化できなかった
人工頭脳の性能に問題があった。ジオンは人工頭脳の研究を進めMSにいつでも搭載できるように
コネクターを残しておいた
時は流れベンチャー企業がコネクターに接続できる人工頭脳を開発するも
地球連邦が彼らをジオン残党と判断して排除しようとする
連邦内の1勢力がアナハイムと結託、開発した人工頭脳を我が物にしようとしたのだった
アリスの上司も巻き込まれ、連邦の刺客に撃たれたのだった
アリスはテニアンをブッホで保護しようとする
しかしそのためにはテニアンを追跡しているチームを壊滅させないといけない
敵のチームも人工頭脳を搭載した無人MSを主力にしていた
アリス は自分のハッキング用MSボリノーク・ヌーフを使用して敵無人MSのプログラムを書き換え
彼らの母艦を破壊することに成功する
この事件は上層部に報告されブッホ・コンツェルンは対連邦色が強くなる
そんなことも知らずアリスはテアニンとMSプランについて取溜もなく話し合うのだった >>240続き?というか後日談みたいなもの
宇宙世紀直前に起こった世界を二分する戦いは両陣営のAIの統合という終結を迎えた
宇宙世紀が始まると統合された世界規模のAIネットワーク「マスター」は計画通りに人類の宇宙移民を開始し始めた
マスターに移民として選ばれた人間たちは宇宙という環境にに適応する可能性の高い人間たち
しかし人類の宇宙への適応力はマスターの予想を超えていた
移民した人類は国家を建設、対立する地球連邦に戦争を仕掛け、コロニーを利用した質量爆弾を地球に落としてきた
地球上のAIネットワークは寸断されマスターは沈黙した
AIネットワークが再生されたのは宇宙世紀200年を迎えてからである 機動戦士ガンダムSEED.Reart
2つの人類が共存を始めてから20年余りの時が流れた。
誰もが願った平穏、しかしそれを認められぬ者も存在していた。
ファントムペイン、彼らはそう名乗り地球各地でテロ行為を繰り返すものの、地球連合軍は足取りを掴めずにいた。
CE.99年末
ファントムペインがMS産業国オーブのコロニー「ヘリオポリスU」の工場施設を襲撃し職員の虐殺、3人の技術者を拉致したのである。
この事態に対しプラント政府は地球連合軍に対し協力を申し出る。
かくして地球連合軍とザフトの混合部隊が編成され本格的な追撃が始まるのであった。 あらすじ風に
ザフトと地球連合の戦いから25年
多くの苦難を乗り越え2つの人類は共存を果たしていた。
だが25年の歳月を経ても恨みという火種が完全に消えることはなかった。
1話「Gの再生」
CE99年、オーブへ帰省していたトラッド・クラインはテロ組織ファントムペインの襲撃に巻き込まれる。避難の途中、逃げ遅れた女性を助けたものの今度は逃げ道を失ってしまった。だが炎の渦に飲まれた彼の目の前に写ったのは新型のMSだった。
彼はそれに乗り込み戦場へと向かう。
家族を守る為に。
2話「守るべきもの」
トラッドの介入によってファントムペインは撤退したもののオーブの工場施設の職員が拉致されてしまう。
その中に妹のゲルダ・クラインとゲルド・クラインが含まれていた。
悲しみ暮れるトラッドにある朗報が舞い降りる。
ファントムペイン追撃部隊が編成されそれへの転属命令、そして新型のMSのパイロットに選ばれたとの事だった。
3話「出会える意味」
配属された追撃部隊は連合とザフトの混合部隊だった。
さらに士官学校からの親友のロザイオ・メリーウェルとナヴィ・アレット、ザフトのクルーには事件当日助けた女性ミラ・レインが乗っていた。
運命的な出会いも束の間、彼らを乗せた艦はファントムペインの母艦を捕捉する。 4話「もう一つの戦争」
トラッド達を乗せた新造艦レームスが大西洋で敵の母艦を補足する。
トラッドのエーヴィガンダムとロザイオのダガーSの奮闘で敵の母艦を取り囲む事に成功する。
だが、突如第三者からの強襲を受ける。それは過去の大戦で沈んだドミニオンそのものであった。不足の自体の中ドミニオンの繰り出した3機のガンダム相手に苦戦を強いられファントムペインの母艦を取り逃がしてしまう。
絶対絶命の中更に第四者アークエンジェルとフリーダムが現れドミニオンと戦闘を始めるのであった。
5話「」
苦戦するレームス隊にアークエンジェル側から通信が入る。
「この場は引き受けた、貴艦は奴らを追ってくれ」
正体も分からぬ存在の言葉を素直に従う訳にも行かないが館長ヒセラは追撃の為離脱を決意する。
しかしレームスのエンジンが被弾してしまう。
どうにか逃げ切れたものエンジン修理のためにリスボン基地による事になった。 機動戦士ガンダム弦月
宇宙世紀108年アナハイムは不採算事業となった軍事部門の縮小を発表する
大規模な軍事衝突がなくなり軍の役割が治安維持主体になったため儲からなくなったのだ
連邦軍とアナハイムは治安維持用のMSを開発するため月に拠点を作る
月面でトライアルする試作機が何者かに襲われる
彼らは月の裏側、未開発地点に基地を作り謎のMSを送り込んできたのだった
そこにはかつてジオンのMS開発拠点があった
キシリアが本国に秘密に作っていたのだ
フラナガン機関の施設がありアナハイムはそこでサイコミュの研究を行っていた
アナハイムはその事実を隠蔽するために新鋭機「ガンダム弦月」とテストパイロットを派遣する
しかしパイロットがかつてこの施設で開発された強化人間であることを知らない 機動戦士スクラップガンダム
遥かな未来。荒廃した環境を再生させるため人類は地球そのものの改造に着手した
無数のオートマトン「ジェネシス」が町の破壊と再生を延々と繰り返す世界
若者の中にはジェネシスをハッキングして自分の欲しいものを作り出す違法行為が流行っていた
違法行為がエスカレートした結果ついに巨大な人型機械が出現して町を破壊し始める
それらは互いにネットワークを形成、次第に彼らの除く世界を作り出そうとする
かつて世界を破壊した二つのマシンのうちの一体「ザク」
ネットワークにデータとして潜んでいた「それ」は計画実行のため人型機械を支配し始める
主人公は人型機械を阻止するためもう一つのマシン「ガンダム」をネットから掘り起こす
しかしガンダムのデータは多くが破損していて何度も戦うことでデータを得て復元させようとする
戦うたびにジェネシスに解体されるガンダム…いつしか人はそれをスクラップガンダムと呼んだ 日本を舞台にしたガンダムを考えてみる
80年のジオンのコロニー落としの津波と地殻変動で太平洋沿岸は壊滅
さらに83年のデラーズのコロニー落としでアメリカ地域の連邦軍が弱体化し
アジア最大の旅順連邦基地から離れた日本やフィリピンではジオン残党が勢力を増し
反地球連邦組織と結びついて一大勢力になっていた (>>270続き)
日本は地球連邦の支援を受けるためニュータイプ研究所を山陰地域に建設することを了承したものの
実験のために孤児を研究材料にすることを受け入れざるを得ず
その結果反連邦組織の勢力がさらに増大する結果になってしまった ジオン残党は孤児の中に工作員を紛れ込ませ破壊工作を起こすことを画策
一人の日本人の少女が研究所に送り込まれる
狙うは研究所で開発されている強化人間専用のガンダム 前身は人類の宇宙空間への適応を目指した機関だった
宇宙空間での代謝異常に対応する薬剤、ストレス障害への心理療法を開発する機関だった
それがゆがみ始めたのが70年代
宇宙空間での兵士の活動強化に協力しそれが強化人間の始まりとなった
(レビル救出に彼らが貢献したとの資料が残されている)
終戦時ジオンの学者を組み込まれ今のニュータイプ研究所が発足する 前機関から引き継がれた穏健派、軍に協力する野心家、さらに元ジオンのニュータイプ研究者
ニュータイプ研究所は常に権力争いの最中にあった
この争いに辟易したジオンの学者の中にはサイド3に戻りたい者もいて工作員の少女はその中の一人に接触する
謀反を起こした学者の工作でセキュリティシステムが解除される研究所
同時にジオン残党軍のMSがなだれ込んでくる 1年戦争後無傷だったジオン共和国のゼネコンは地球再生事業に参画していた
彼らを通して弾薬などの物資がジオン残党にわたっていた
ジオン共和国の一部はアステロイドベルトのネオジオンと通じ
ニュータイプ研究再開のために元フラナガン機関の科学者を集めていたのだった
研究所で謀反を起こした科学者は工作員の少女に一人の少年の救出を依頼する
その少年はニュータイプだと告げ科学者はジオン兵に救出され姿を消した 一年戦争の戦争孤児は数千万いたと言われている
地球連邦は収容所を作り孤児の再教育と就業支援を行い
ニュータイプの素質のある孤児を研究所に送り込んでいた
工作員の少女の頭の中に少年の言葉が響く
「君が僕を助けてくれるのか?」
うなずく少女に少年は自分の拘束場所を告げる 頭の中に響く少年の声
その声に導かれ地下室にたどり着く少女
扉を開けると…少年は眠っていた
少年には何かの機械がつながれているようだ…困惑する少女に再び少年の声が響いた
「目を覚ましたい。手伝ってくれないか」
>>270〜
機動戦士ガンダム0084スリーピングスピリット
続きます 「しかし私…」
「急いで」少女の声を遮るように少年の声が響いた「ここにある薬で大丈夫」
少女には医学の知識があったことを少年は知っていた
「あなたの味方が押されている。助けてくれたら力を貸す」
少年は研究所の外の状態も知っていた
研究所の上空にはアルビオン級が2隻現れ、新鋭MS「オルク」が次々と降下
ジオン残党のMSを次々制圧していった
司令官は声をはりあげた「ティターンズの力を見せろ!」 地球再建には地球を破壊したジオンのゼネコンが必要という矛盾
ジオンのゼネコンが資材を横流しして地球のジオン残党の活動が活発化した結果
地球に2基目のコロニーが落ちるという悪夢
ジオン残党のみを圧倒的な武力でを抑え込むために結成されたのがティターンズである
その目的のためなら巻き込まれた地球人の被害を無視できる特権的な暴力機関だ
「根源を見ずに力を使えばどれだけの血が流れるかわかっているのか…」
艦長は作戦の度に同じ一人事を繰り返す
刹那、艦長の頭に木星の姿が浮かぶ
艦橋内のクルーも顔を突き合わせて「なんだあれ…?」とつぶやいている
艦橋は苦虫をつぶしたような顔で命令した
「奴が目覚める!MSを集中させて殲滅しろ!」 スレ違いで申し訳ない。
ガンダムのテレフォンショッキングを復活させたいと思っているのだが誰か他にもテレフォンショッキングを見てたやついないかな?代走でもよければ続投させたいと思っている。
作成は先の話になるが >>279続き
大戦中のジオンが実戦配備したリユース・サイコ・デバイスシステム
しかしフラナガン機関はその発展型であるリユース・サイコミュ・デバイスシステムを開発していた
ニュータイプなら遠隔操作でMSを動かすことのできる画期的なシステムである
後にサイコガンダムに搭載され香港で運転しているのが確認されている
宇宙世紀0084年、そのシステムはMRX-002スピリットガンダムに搭載されていた
起動したことを示す識別信号が発したのはアルビオンの艦長の頭の中に木星が浮かんだ直後である
それは目標の少年が目覚めたことを示していた 少年に誘導されたスピリットガンダムが近寄ってくる
しかし少年は体を起こすことができない。少女が体を抱きかかえて少年はようやく体を起こす
「…5年間寝ていた。体の動かし方も忘れてしまったかも」
少女は少年の声があまりに弱弱しいことに不安になった
「大丈夫。あのガンダムを動かすのにそれは大した問題じゃないんだ」
近寄ったガンダムはしゃがんで手を差し出してきた
少年たちはガンダムの手の上に乗りそこからコックピットに搭乗する ジオン残党はすでに撤退するか鎮圧され、研究所内には少年少女の乗るガンダムだけがとり残されていた
連邦のMSは余裕があるのかゆっくりとガンダムを包囲していく
ガンダムには手持ちの武器がなかった
さらに連邦パイロットはこのガンダムの動力炉の出力が弱く
たとえビームライフルやサーベルを奪われてもそれを動かすことができないことを知っていた
少女も自身が乗り込んだガンダムが他のMSと違うことに戸惑っていた
スラスターが背中の一つしかない、姿勢制御用とか全くない、どうやって戦うの?
「魔法を…見せてあげるよ」
少年がそういうと同時にガンダムの手に光が集まってきた
その輝きは大きくなり肘から先がその輝きに包まれていった むしろ連邦が圧倒的な敵の前に駆逐されたほうがいいよ >>283続き
ミノフスキー粒子散布内での戦闘でMSの爆発やビームのエネルギーが減衰されるのが分かったのはUC0100年以降のこと
失われたエネルギーは散布フィールド内で「情報」として蓄積される
いわば人の意思をまねたエネルギー、その情報をニュータイプはサイコミュ越しに取り出すことができた
ガンダムの手に発生した輝きは取り出したエネルギーでガンダムの周りのミノフスキー粒子を縮退させたものである
しかし0084年時点では誰も知らないことであった
…ガンダムの手の輝きはさらに増しモリのような形になる。少年はそれを「ビームエッジ」と名付けていた 隊長機(RMS-101オルク)「クゥエル04抜刀して敵機を制圧せよ」
命令されたジムクゥエルの一機がビームサーベルを起動させガンダムに襲い掛かる
ジムクゥエルの振り下ろしたビームサーベルをビームエッジを展開した左手のクローで受け止めるガンダム
「Iフィールドが使われているのかよ」
ジムクゥエルのパイロット叫ぶのと同時にガンダムの右手のビームエッジがジムの胴体にヒットする
まばゆい光がジムを貫きジムはその場で崩れ落ちた…がジムの機体には傷が一つもついていない
ジムのパイロット「動力炉が緊急停止だと?一体何が起こっているんだ?」
ガンダムの少年は落ち着いていた「だから、魔法なんだよ」 背後からクゥエル03が切りかかってくるのを感知したガンダムが振り向きざま右手を振りげる
「腕が伸びただと?」
ビームエッジが伸びてクゥエル03を貫通、04同様動力炉が緊急停止して無傷で崩れ落ちる
クェウル02がビームライフルで射撃を開始、ガンダムは右手のビームエッジを盾状に変形させてはじき返す
すぐさま左手のビームエッジを伸長させるもクゥエル02のシールドがはじき返す
が次の瞬間ビームエッジの色が赤に変わりシールドを切断する
「そんなこともできるのか!」
パイロットの叫びとともにビームエッジが機体を貫通、他の2機と同様に無傷で崩れ落ちる ビースト化したエヴァヴァーチェ。
だが、使徒のゼルエルには到底太刀打ちできず、ゼルエルの触手でズタボロにされていく。
次の瞬間、主翼を痛めた状態のエヴァバルバトスが!
葛城ミサト
「ライフルも持たずに!?」
赤木リツコ
「まさか、N2地雷で自爆する気なの?」
リンク
「A.T.フィールド、全開!
鬼太郎君が、エヴァに乗らなくていいようにする!だから!
くっ!だめだ!治癒が不完全じゃ、力が出ない!」
アニエス
「やはり、エヴァバルバトス単機では、あのA.T.フィールドを破れない!」 うーむ、エヴァの中にゼルダと鬼太郎が混ざってる…。 >>287続き
クゥエル01は後退しシールドで身構えてきた。カウンターを狙うつもりだろう
代わりに隊長機のRMS-101オルクが前に出てきた
見るからに重装甲、高機動の機体である。間合いを詰めてから強襲するつもりだろう
よほど腕に自信のある熟練したパイロットが載っているのだろう
「逃げ時なのだろうね」少年はつぶやいた
少女が教えてくれた脱出ルートが使えるタイムリミットまであと数分
あの機体を擱座させ部隊が混乱しているすきに脱出するしかもう方法は思いつかなかった RMS-101オルク
一年戦争後ドㇺ等の重MSに対抗するために開発されたMS
RX-77Dの発展型ではあるがキャノンが取り外され代わりに背部大型バーニアユニットが増設されている
また脚部側面にもバーニアユニットが取り付けられいわゆるホバー走行が可能になっている
内部構造はかなり異なるが機体コンセプトはハイザックに引き継がれた ホバー走行で突っ込んでくるオルク
ガンダムは「左手」のビームエッジをオルクに向け延ばすもオルクは直前でバーニアでジャンプ
「避けたっ!」オルクは射撃姿勢をとろうとする間に回避したはずのビームエッジが後ろのクゥエル01のライフルを破壊する
「そちらが狙いかよっ」その刹那「右手」のビームエッジがオルクの足首を捕まえる
引っ張られて姿勢を崩すオルク、同時にガンダムがジャンプ、オルクを踏み台にさらに高くジャンプしていく
…オルクが射撃姿勢を取り戻した時にはすでに敵機は姿が見えなくなっていた 境港沖で大きな水柱が起こったのはそれから数分後のことである
タイムリミットには間に合ったようだ、あと数分すれば民間の潜水艦が収容に来るだろう
少年は物珍しそうに画面に出る海に見入っている
少年の表情はさっきの戦争時とは全く違っていて少女にはそれをなぜかいとおしく思えた
「初めてなの?海」
「うん。木星にはこんなのはなかった。ここは落ち着く。静かだ…」
というと少年はうとうとと眠り始めた
(ジュピタリアンだったのか…)
宇宙に出たこともない少女にはこの少年がどんな生活をしていたか想像もできなかった 5年前から少年は同じ夢を見る
父親のヘリウム採掘を手伝う彼の眼下に木星が広がっている
何かの視線を感じた少年は木星の大赤班から赤い光が出ているのを見つける
次の瞬間、少年をつないでいた安全ベルトが切られ少年は木星に落下する
引っ張られるように大赤班に落ちていく少年、その先には赤い巨人が手を差し出していた…
そこでいつも少年は恐怖で目を覚ます
いつもと違うのは目の前に見知らぬ複数の人間がいたことだった
少女と男二人と女一人
リーダーらしき男が言った「ようこそわが潜水艦に」 艦長、機関長、総舵手の3人しかいない小さな潜水艦
ガンダムを搭載した潜水艦はジオン残党との合流ポイントへ向かう
根室にあるジオン秘密基地に向かい宇宙に打ち上げてもらうのだ
ところが潜水艦は残党軍のゴッグの攻撃を受ける
一部の残党軍は支援者が変わり、その支援者がガンダムの拿捕を命令したのだ
少年少女はガンダムに乗り込みゴッグの迎撃を始める ジャミトフ・ハイマンが大陸復興公社総裁についてからジオン系ゼネコンの監視が厳しくなり
ゼネコンがジオン残党を支援することができなくなっていた
支援者探しを行うジオン残党の中には地球の資本家にすり寄り事実上の私兵をなるものもいた
ジオン残党「ウワバミ」もニューホンコンの地球資本、ルオ商会の支援を受けている
拿捕もガンダムに搭載された技術に興味を持ったルオ商会の指示であった ガンダムに同乗した少女は楽観視していた
(だって…ビームエッジだったっけ?それ使えば楽勝だし)
「水中ではビームエッジ使えないよ」少女の思念をひろったのか少年があっけなく言う
「え?」
「理由はわからない、だいたいビームエッジだってなぜ出来るか学者にもわからない」
装備しているんじゃないの?と言おうとしたが少女はさらに重要なことに気が付いた
「もしかしてこのガンダム、今丸腰なの…?」
同時にゴッグが襲い掛かってきた
「ちょっとー!」少女は乗り込んだことちょっとだけ後悔した ゴッグの突進を受けとめたガンダムは次の突撃のために離脱しようとするゴッグの背面にとりつく
バラストタンクもバーニアも持たないガンダムにとってただ一つの手段であった
引き放そうとゴッグが暴れる中ガンダムは次々とゴッグの推進装置を引ちぎっていく
ガンダムの前腕、そしてひざ下はガンダリウム合金の中でも最も頑丈なエプシロンで作られていた
ビームエッジの高熱に耐えるためのものだったが、その結果、MSの中では最強の拳を手に入れた
その力で拡散ビーム砲やクロー、さらにモノアイレールを破壊して完全にゴッグを沈黙させるガンダム
その力を見たウワバミは一時撤退するしかなかった 少年たちの乗る潜水艦「ゴズメズ」は日本海を北上する当初のプランを放棄するしかなかった
日本海に展開するジオン残党にはウワバミに近い組織もあり彼らに襲われる可能性を排除できなかったのだ
潜水艦は関門海峡を越え瀬戸内海を東へ、紀伊半島にはゴズメズの基地があった
情報を集め考える時間が必要だったのだ 同時刻、襲撃されたニュータイプ基地
ガンダムと対戦したジムクゥエル、オルクが調査されていた
クゥエルの一機はオーバーホールされ動力炉が取り出されて、数人の技術者に調べられている
切断されたジムのシールドやオルクの変形した装甲も技術者に調べられていた
「魔法、なんですかね」
リーダーと思しき技術将校がふと呟いた
「100年後には当たり前になっている技術なのかもしれませんがね」 「ですからあのMSの攻撃は3つに分けられるんですよね」
技術将校は複数のレポートを速読しながらぼやき始めた
「一つ目は機体を貫通する白い光の攻撃、これが当たると動力炉が緊急停止するんですよね
…多分ミノフスキー粒子の電荷を零にしてニュートリノ化したんだろうね
で、動力炉内のミノフスキー粒子と衝突して制御できなくなって停止、と」
と自分に言い聞かせるように言って
「2つ目のシールドを切断した赤い光は単純にビームサーベルと同じものかな、と
3つ目のオルクをつかんだ黄色い光は…あ、指からワイヤーが出るのね、このMS
それをIフィールドで固定したもの…なのかね」
そう言って技術将校は別のマニュアルを開いた、ガンダムのものらしい
「どれもこのMSのスペックでは出せないものなんだけどねえ」
しげしげと言った MRX-002-3 スピリットガンダム
ジオンから回収したリユース・サイコミュ・システム(RPS)の実証研究のために開発されたガンダム
ベースはNT-1で有線ビットを搭載した機体であったが「少年」搭乗時に謎の発光現象を起こして大破
発光現象究明のために機体を再構築し原型期とは全く異なる姿になった
コクピットは複座になり胸部中央に設置され動力炉はスペースの空いた腹部に移動
誘爆を起こしたビットやバーニア、プロペラントタンクはほとんど撤去され機体重量は半分になった
手足はガンダリウムエプシロンに換装され発光現象に対応できるようになっている
動力炉にリミッターが設定されているため出力が低いが機体そのものが軽量のため機動性は高い
最大地上走行スピードは300qを超え、MSでは追撃できない
…なお今回の襲撃事件により形式番号MRX-002は別の計画中に機体に割り振られることになった。 技術将校はマニュアルをそっと閉じ空を眺めた
(…宇宙に進出して人は新たな可能性を次々と発言しつつあるというのに…)
基地の傍らには表情の暗い子供たちが膝を抱えて膝を抱えて座っている
恐らくは治療という口実で研究所で実験されている子供たちだ
隣には銃を構えたティターンズの兵士が複数立っていた
(力や情報操作で彼らの魂を奪うことなどできるものか!)
彼はその怒りを心の底に隠す、いつか子供たちを救うために
一年後、ブレックス・フォーラ准将はエゥーゴを決起してティターンズと対決する
それは後の世にグリプス戦役と呼ばれることになる
しかし0084年時点では彼は一介の技術将校に過ぎなかった 研究所が襲撃されてから2週間後
ガンダムを搭載した潜水艦「ゴズメズ」号はかつて和歌山県太子町と呼ばれた地域に停泊していた
ここには彼らが所属する大陸復興公社の下請けゼネコンの本拠地があった
地球とジオンの合弁会社で社員はジオン、地球連邦がそれぞれ半数で構成されている
潜水艦が到着してから一週間、少年は体を鍛えていた
ウワバミの離反で反地球連邦組織内で確執が起こり本来の目的である
ガンダムのジオン共和国への輸送ができなくなっていたのだ
少年はランニングの途中でフラッシュバックを起こし木星の事故を思い出す
そのショックのせいか道に迷いある神社にたどり着く
神社の鳥居を見て少年は驚いた。その鳥居は巨大動物の骨で出来ていたのだ 「この骨は鯨の肋骨なんだよ」
驚いた少年が振り向くとそこには登山姿のブレックス・フォーラ准将が立っていた
少年も准将もお互い初対面で相手が誰かは知らなかった
少年がガンダムのパイロットであることも准将が連邦の技術将校であることも
准将は少年にこの神社の由来など色々なことを話してくれた
少年が興味を持ったのは宇宙世紀になって進んだ鯨の家畜化技術を買われて
多くの人がフォンブラウンなどの月面都市に移住したという話であった
この鳥居の骨は月で育ったクジラの骨なのだそうだ
話を遮るように少女が運転する車が割り込んできた
「ちょっと来て、なんだかわからないけどMSが上陸してきた!」 上陸したズゴックが街中をゆっくり歩いている
ガンダムの提供をゼネコンが拒んだためジオン残党組織ウワバミがデモンストレーションで上陸させたのだ
攻撃は禁止されているため、ゼネコンの従業員やその家族がズゴックに罵声を浴びせかける
中には明らかに元ジオン軍人らしき人間もズゴックに怒鳴りつけていた
パイロットは思った「俺、このままでは悪者やんか…」
そこにガンダムが現れた
ズゴック「ここは危ないからあっちの人にいないところで決着をつけよう」
どうも少しいいい人アピールしたいようだ
少女「なんであんたが仕切るのよ!」 一年戦争のコロニー落としでコロニーの一部が太平洋に落下沿岸部は大津波に襲われた
4年たった今も復興は進まずゼネコンから離れたところでは被災地がそのまま残っていた
ガンダムとズゴックはある博物館跡地で対峙する
ズゴックは陸上ではバラストタンク内の水を排出することで素早く動くことができるが
このズゴックは水を排出していないようで動きが明らかに悪い
ブレックス・フォーラ准将はズゴックの目的に気付いた「まずいなこれは」
ガンダムは右手に白いビームエッジを発生させて速攻で決めようとするがエッジの長さが明らかに短い
搭乗している少年は焦っているのを後ろに乗っている少女は見落とさなかった
それでもガンダムはダッシュでズゴックに近づくがその瞬間ズゴックは体内にため込んだ水を放出した
水蒸気の中で消える白い光、少年は操縦桿から手を放して頭を抱える
少年は明らかにパニックになっていた 水中ではミノフスキー粒子の動きは制限される
ズゴックはバラスト内の水を放出することで水蒸気を作りガンダムの白い光を封じ込めたのだ
少年はさっきのフラッシュバックで精神集中しづらくなっていた
さらに白い光が防がれたことで「魔法」が使えなくなっていたのだ
このガンダムが複座なのは少年がパニックになった時に同乗者がバックアップするためである
「シミュレーションは何度もやった!」少女は少年に代わってガンダムを操縦する
だが見る見るうちにズゴックに追い込まれてしまう
突然ガンダムのコクピットに大声が響く
ブレックス・フォーラ准将「力を貸す!少年、あの神社に向かって走れ!」 少年は准将のことを知らない
フラッシュバックを起こすと一時的に「能力」を使えなくなり准将の心を除けなかったのだ
准将も少年のことを知らなかった
研究所が少年のことを准将に説明しなかったのだ
しかし准将はMSのしぐさから少年がガンダムのパイロットであることを見抜いていた
的確な動き、それでいて短期決戦を狙う一種の焦り
それは神社で見た少年の姿に重なっていた 准将の言葉から少年は何らかの用意があると直感した
あの神社であった准将の言葉には豊富な経験に裏打ちされた落ち着きがあった
その人が「力を貸す」といったのだ
何かあるに違いない
少年はのコントロールを取り戻すと機体を神社に向け猛ダッシュした
ズゴックはミサイルを発射したが逆にそのことが距離を開ける結果になった
ミサイルがガンダムに命中して大きく姿勢を崩し転倒するが少年は「何か」をみつけ出す
そしてゆっくりと立ち上がるガンダム
その手にはエネルギーCAP が握られていた 少年が「魔法」を使うためにはミノフスキー粒子が必要である
しかしエネルギーを失ったミノフスキー粒子は地球上に留まることができない
エネルギーCAPはエネルギーを持ったミノフスキー粒子を保存する技術である
ガンダムが握っているのは対艦用大型ビームライフル用のカートリッジである
少年が目を閉じ意識を集中させるととカートリッジから光があふれてくる
その光はやがて輝きを増しビームエッジに変化していった
准将「これが人の心の輝きか…」 付近の海中を潜航しているユーコン型潜水艦はジオン残党組織「ウワバミ」の母艦である
ガンダムとズゴックの戦いはそこを経由して香港の高層ビルに送られていた
大型のディスプレイを二人の男が眺めていた
一人は研究所から救出されたジオンの研究者、もう一人はルオ商会の当主、ルオ・ルーミン
研究者はズゴックの撤退を進言するがルオ当主は戦いを続行させるように部下に指示した
「すべての力を見ていない。見ることができないならその力はないのと同じ事」
ジオン残党にとってMSは補給のきかない大切な戦力のはず
それをビームエッジの能力を見るためにあっさり捨てよとルオ当主は言い切ったのだ
研究者はルオ商会の普段は隠された残忍さを見た気持ちになった 少年戦場の空気が変わったことに奇妙に感じていた
香港の老人の思惑など少年は知る由もない
しかし目の前の敵は自分以外の人間に恐怖を感じている
敵のMSは自身が傷つくことを顧みることなく攻撃を仕掛けてくる
少年はビームエッジを変形させながら応戦し敵MSを無力化する
中のパイロットが恐怖で混乱していることを感知した少年は
ガンダムのビームエッジを解除して海を指さす
一瞬躊躇するものの一目散に駆け出して海中に飛び込むズゴック
「私に対してのメッセージのつもりか」
香港でルオ当主はディスプレイをにらみこんでいた
このときこの当主は少年の滝になった 少年の滝…じゃなくて少年の敵、ね
訂正ついでに
ビームエッジ
MRX-002の両腕にミノフスキー粒子を蓄積させたもの
ミノフスキー粒子の状態の違いにより主に三つのタイプに分かれる
1.メガ粒子「赤い剣」ビームウイップ
2.Iフィールド「黄色い爪」格闘戦用クロー
3.ニュートリノ化「白い光」核融合炉に干渉し緊急停止を起こすことができる 少年が准将に再開してのはその日の夕食時だった
准将はゼネコンに顔なじみで多くの知り合いがいたためちょっとした集会になった
その中で准将は少年にある提案をする
四日市市に停泊しているアルビオン級2番艦「ブルワーク」に乗り込まないかと
少年たちの当初の目的であった稚内のHLV打ち上げ施設は
研究所襲撃から3日後にティターンズの攻撃で陥落していた
准将はメキシコのマスドライバー施設にコネがありそこまで少年を運ぶ用意があることを伝えた
彼の言葉に嘘はない
ただ純粋に彼を生まれ故郷の木星に帰還させたかったのだ 翌日
アルビオン級2番艦「ブルワーク」のヘンケン艦長「きますかね?少年」
准将「多分来ないだろうね、少しは甘えてくれてもよかったんだけどね」
同時刻、少年はゴズメズ改めオクスホース号に乗っていた
オクスホース号にメキシコに荷を運ぶ仕事があり少年は頼んで同行させてもらったのだった
少年はブルワークに乗ることも考えたがそうした場合准将に迷惑がかかると考えた
試作品のエネルギーCAP を持ち出すだけでも相当の苦労があったはずである
自分は負担になるわけにはいかない
だが少年は知らない、オクスホース号のメキシコ行きの仕事が実は准将が依頼したことを
准将「さて積み荷の準備と行きますか」
艦長「あんなものでいいんですか?役に立つようには見えませんが」
准将「あれに意味を見出せるかどうかそれがあの少年のターニングポイントになるだろうね」 太平洋上空
1年戦争のコロニー攻撃で落下分裂したコロニーの一部がが太平洋プレートを直撃
プレートの一部が分裂することでマントルの流れが変わりこの一帯では極端な地殻変動が起こっていた
4年たってもその勢いは収まらず日本では富士山が崩壊、フィリピン、インドネシアでは数十の新島が出現した
ジオン残党はこの一帯に多くの秘密基地を構えティターンズはその基地の所在を調べるため攻撃を加えていた
アルビオン級7番艦クレイオスから海面に降下するティターンズ用MSシーオルク
それを迎撃するために海面に浮上するジオン残党用MSドㇺスキューバ
複雑な海底地形を持つようになってしまったこの地では海面が重要な戦場になっていた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています