子供の頃に読んだ本っても碌でもないものばっか読んでたのだろう。
本当にまっとうな童話や児童文学は戦争やら人間の本質やらをしっかり書いてて
種なんて比較するもおこがましいってものが幾らでもあるからのう。

無論、どんな名作だろうと児童文学や童話ばかり読んでお話を創作するのは実にいただけない。
そういうのがいい作品になるはずがない。子供向けの良い本を書く作者は恐ろしく勉強してる。
知識を得て、思慮と体験を重ねてきた人達だ。
日本漫画界の神様・手塚治虫先生が「他の人の作品から作品を作ろうとしてはいけない」という大意の事を言ってる。
とにかく良い映画観ろ、音楽聞け、本読め、等々ありとあらゆるよいものを吸収してこい、それを糧に作品を作れと言ってるのだ。

嫁と賄賂にはそこも決定的に足りない。つーか何が足りてんだ、としか。
運か?悪評をものともしない自己へのプライドか?
創作で飯を食うなら、そんなものの前に備え蓄えるべきものが幾らでもあったはずだ。