ガンダムビジネス、攻めの戦略
20140617ビジョンジャーナル

・Z、ZZで人気を確固たるものに
・逆襲シャアで一旦人気はピーク
・V以降の10年は全盛期から大きく売上を落とす
・Wも女性ファンをゲットしたが大きなムーブメントを起こせなかった
・シードは再ブームを生んだ中興の祖

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●再びブームを生んだ“中興の祖”SEED
 その後、85年に『機動戦士Zガンダム』、86年に『機動戦士ガンダムZZ』と、続編テレビアニメが放映され、シリーズとしての人気を確固たるものにする。

「しかし、人気が常に右肩上がりだったわけではありません。88年の劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(松竹)で、一旦シリーズの人気はピークを迎えてしまいました。
その後もOVAシリーズ、ゲーム、ガンプラといった関連商品で堅実に収益は上げていましたが、93年の『機動戦士Vガンダム』(テレビ朝日系)でテレビシリーズを再開した当時は、人気は頭打ちの印象が否めませんでした。
実際、『機動戦士Vガンダム』以降の10年ほどは、全盛期の売り上げに比べれば大きく落ちていたと思います。
しかし、そのシリーズの閉塞感を打ち破る作品が02年に登場したのです。
21世紀最初のテレビアニメシリーズとして注目を集めた『機動戦士ガンダムSEED』です。

中略
実は95年放送の『新機動戦記ガンダムW』でも、主要5人の美少年キャラに女性ファンはついていたのですが、大きなムーブメントは起こせていなかった。