平成最終正当防衛・これが俺様の結論だ2019
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俺様のオ※ニーのおかずアニメ・特撮(近年限定)
2015年
終わりのセラフ、クラスルームクライシス、Charlotte、コメットルシファー、
サイコパス劇場版、蒼穹のファフナーEXODUS、東京喰種√A
2016年
クオリディアコード、亜人、シュヴァルツェスマーケン、灰と幻想のグリムガル、
僕だけがいない街、ダンガンロンパ3、ViVidStrike!、魔法少女育成計画、終末のイゼッタ、くまみこ
2017年
カオスチャイルド、王様ゲーム、DYNAMIC:CHORD、いぬやしき、
異世界はスマートフォンとともに、遊戯王ARC-V最終クール、機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(#40〜#50)、Dies Irae(〜2018年)
2018年
覇穹封神演義、百錬の覇王と聖約の戦乙女、ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士(俺様の昨年の戦闘ヒロイン最高峰)、
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない、奴隷区 The Animation、甘い懲罰〜私は看守専用ペット、
ハッピーシュガーライフ、魔法少女サイト、されど罪人は竜と踊る、Caligula -カリギュラ-、
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない、殺戮の天使、BANANA FISH、ダーリン・イン・ザ・フランキス
音楽少女、ロードオブヴァーミリオン紅蓮の王、 魔法少女 俺、LOST SONG、新イナズマイレブン
2019年(平成31年)1〜4月
エガオノダイカ(俺様の平成リアルロボット系ベスト作)、けものフレンズ2
令和元年以降の予定
(まだ作品決まらない) 機動戦士ガンダム ジオンの還る日 〜U.C.0079 無銘天翔 〜
第83話 スネグラーチカ
Part4
〜 旧キルギス ビシュケク近郊 〜
「水は惜しむな、生きててナンボだ!」(カロル)
「ホースが伸びきらないんだけど! この先どうしよ?!」(イオン)
「地質的に斜め左に進めば地上ね、島がある」(オシ)
「そっから先は、チャコ!」
「大丈夫、これだけ厚みが張ってれば一気に行けるわ!」
「念の為、ジムは氷上を八艘飛びで行くッス!」
「ガンナービークルも準備完了よ!」(ぺぺ)
「よし、出発ッ!!」 カロルたちのサムソン・トレーラーは、彼の一声で一息に凍った湖沼を渡り出した。
所々の薄くなっているところは生活用水を撒いて硬く慣らし
薄氷が熱と重量に音を上げる前に、一気に対岸を目指す。
その途上
(浮かんだコンテナ、だと?!)
沈んでいた古の流通機関が横からサメの尾鰭の如く姿を表し、タイヤを突き上げる!
「カロル?!」(ぺぺ)
「なんのッ!!」
サムソンは止まらない、軌道を組み直して一気に突っ込む。
「届けーっ!!!」
先頭がトウヒの木陰に達し、荷台が地上になだれ込んでゆく。
最後の荷台が水面に落ちる、その刹那...
「うおぉぉぉーーーっ!!!」
先に到達していたジム寒冷地仕様が氷上をスライディングし、荷台を掴んで持ち上げた。
「...労働英雄モノだよ、ありがとフィッツ」
「...捻挫の痕は大丈夫すか?
次からは砕氷船でも手配するか、迂回しましょう」
「...⸜( ˙-˙ )⸝ソダネ」 ーーーーー
OPテーマ ZABADAK - 水のソルフェージュ
https://youtu.be/D-nsdTES2Cc フィッツが雪ノコで崩した氷雪をシ=ラーチャが貯水槽に入れ、加熱と濾過を施す。
タンクの中が少しずつ、コトコトと液体に満ちてゆく。
「また髭が伸びたんじゃない?」
ぺぺがカロルの顎あたりをツンツン啄いてくる。
「いいじゃないか、冷えてきたんだから。
あっ、コラ、イオンは贅肉を摘まないの!
...フィッツだって伸びてきてるよね?」
「ウッス!
何だかダンディーでしょ?」
「元が童顔じゃあね...」(ぺぺ)
「カロルも歳のわりには若見えだけど、スキンケア使ってるの?」(オシ)
「肌が弱いからね、赤切れしないように気は使ってる。
ほい、お茶」
「いただきます。
そういえば無一文になった時、肌が荒れちゃうって私の借りたものね」(シ=ラーチャ)
「ちょっ、それ恥ずかしいから内緒って言ったよね!?」 ーーーーー
「なんかスピード、出なくなったッスね」
「ちょっと水を積みすぎたかな」
「そもそも定量ってあるんじゃない?」(オシ)
「マニュアルは紛失してたって」(シ=ラーチャ)
「誰だよこんなの買ってきたのは...」
「カロルじゃないの(25話、ヴィシニー・ヴォロチョーク編参照)」(ぺぺ)
「そうだった」
「アハハッ」(イオン)
氷上にキャンプカーが停まっていた、宿泊する様子ではない。
「なぁ、あれって立ち往生じゃないかな?」
「うっすらミノフスキー粒子が流れてきてますし、ロードサービスも呼べないでしょう」
「スタックみたいね。
右往左往して見えるけど」(シ=ラーチャ)
「助けに行こう。オシ、地質は?」
「ちょっと待って...データ、ガンタンクに送っといたから!」
「助かる、では」
「待った! カロルは今日はもう無理しちゃダメ!」
「大丈夫な感じだけどなぁ...」
「ガンタンクはアタシとイオンで行くから、カロルは寝てて」(オシ)
「ついでだから、水タンク何本か持っていくね!」(イオン)
「さぁ寝た寝た、空気主人公もたまにはいいッスよ!」
カロルは毛布とクッションを投げつけられて後退した。 ーーーーー
BGM Lost Peace - Studweid ballade
https://youtu.be/C5awONa4dIE
「ねぇオシ、なんで私を逢引に誘ったの?」
「言い方ぁ...
その、何かあった時、貴女も都合が分かってた方がいいでしょう?」
「それはそうかも。
オシは、カロルたちとは別れるの?」
「...分かんない。
一緒にいると楽しいけど、戦うのは怖いし。
イオンは平気なの? モビルスーツなんかとドンパチやって」
「月の方が機動兵器は進んでるから、些細な喧嘩で大損害さ」
「地球に残りたいなぁ」
「お母さんたちと測量をやってみたらいいんじゃない?
オシのレーダーさばきは一朝一夕の腕には見えないもの」
「測量かぁ...、考えておくね」
ーーーーー
「何か来るわ」(パク)
「おおっ、これは...」(エイノー)
オンボロのキャンピングカーは一先ず、ガンタンクの胴体部分に載せられた。 「まさかお母さんだったなんてね」(オシ)
「ありがとう、もうどうしようもないかと思ってたわ」
「私からも」頭を下げるエイノー。
「おかげでまた働ける」
「私、ワーカホリックって初めて見たかも...」(イオン)
「どうやら通信障害から抜けたようだね。
私は失礼してTV会議に戻るよ。
コウモシッチタイダト, チカケーブルガフセツデキナイカラ...」
「しょうがない人でしょ?」
「全くね」
「何だか嬉しそうだネ?」(イオン)
「そ、そうかな...///
仕事熱心なのは、いいことだと思うけど?」(オシ)
パクたちは湖畔のチョルポンアタに行くことを伝えて、別路を取った。 ーーーーー
「...というわけさ」(イオン)
「オシさんも乙女っスねぇ」
「そういうとこよ、フィッツ」(シ=ラーチャ)
「無神経な男はモテないわね」(ぺぺ)
「そんなぁ」 「シャワーあがったよ、...どしたの?」(オシ)
「恋バナっス」
「え、何ナニ、聴きたい!」
「そうか、近いね。
つもる話はそちらで語り明かそうよ」
カロルは寝そべったまま、リモートワーク用機器(リャザン編、56話参照)で連絡を取っていた。
「みんな聞いてくれ。
この先のブラナの塔で、ペテロブルクの仲間が陣を張ってるそうだ」
https://www.advantour.com/img/kyrgyzstan/burana-tower/burana-tower1_sm.jpg 「ブラナの塔?」(イオン)
「昔の都があったところよ」(オシ)
「ピーチェルもそうだったわね......みんな元気かな」(ぺぺ)
「相変わらずに見えたよ。
ゲリラ屋の仲間なら、ドルドイの市に無かった装備も入るかもしれない。
一度合流して、場合によっては向こうの案件(ドンパチ)にも関わると思う」 「いいんじゃない? どうせ何処に行っても戦時中だもの」(シ=ラーチャ)
「こっちが足下を見られないかは気になるっスね」
「なに、これだけ多様な人材と歴戦の機体があるんだ。
大手を振って出向こうじゃないか」
サムソン・トレーラーはシルクロードを東に進む。 EDテーマ ミルベック・アタベコフ - Mypac(意訳 : 我が一門) https://youtu.be/7ALPIons9NU 83話、ようやく完全に脱稿!
アテのない4部構成なんて二度とやらねぇぞ!(フラグ)
今回は「はたらくくるま」の話です。
実際のアイスロードは氷に穴を開けて湧いてくる水を使うそうですが、
だったらワカサギ釣りとか成り立たなくね?という私的な疑問もありシンプルに水ぶちまけてます。
ミノフスキー粒子については以前「スレ立てるまでもない質問スレ」の類で
時間が経てば薄れて消えると解を得ていたので、逆に他所から黄砂みたく流れるモノもあるかと一考しました。
パクとエイノーは過酷な旅をしているはずでしたが、しっかりキャンプカー持ってきてました(苦笑)
仕事○チガイのエイノー氏はそんなに気が回らないので、内助の功といったところです。
ガンタンクの馬力で公道を走れる車をレッカーするのはシュールかもしれません。
正に牛刀割鶏といったところ。
次回はイシク・クル会戦前夜! 囚われの姫君を救い出す...か否かはまだ決めてません(ヲイ) OTL ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています