■独占記事。私たちは1人の不品行なアスリートのために日本との友好関係を傷つけたくない - カザフスタン国立スケート連盟

06 April 2016, 16:39 KAZINFORM(※カザフスタン最大の国営通信社)
http://www.inform.kz/eng/article/2889688

カザフスタン国際スケート連盟国際省長官タチアナ・ロシノワは、ボストンにて開催されたISU世界選手権において、
カザフと日本のフィギュアスケーター、デニス・テンと羽生結弦の間に起こった出来事に関してマスメディアに報告した。

「月曜日、日本フィギュアスケート連盟の代表が私に電話をかけてきました。
また、毎日、公式文書も受け取っていました。
私が毎日パソコンを開くたびに何を目にすると思いますか?
日本のフィギュアスケートファンからのたくさんのメールやメッセージです。
彼ら日本のファンは、羽生のふるまいについて私たちに謝罪してきています。
その中には羽生の行動は日本の信用を傷つけるものだと書いてきている人もいます」
KAZINFORM特派員ダミル・バイマノフとのインタビューの中でロシノワ氏は答えた。

タチアナ・ロシノワ氏は、日本のファンからのメールのうち1通を読み上げる事に同意してくれた。
「私は、羽生結弦選手の誤った行為と彼の狂信的なファンたちの行動についてお詫びするために、このメールを書いています。
日本のファンは、デニス選手が高潔な若者であり、決して他のスケーターを傷つけたりするような人ではないことを知っています。
私たちは羽生選手が大人げない振る舞いをしたと思っています。この出来事は日本にとって恥ずべきことです。
デニス・テン選手に不快なメッセージを送った人たちは真のフィギュアスケートファンではありません。
彼らは(スケートではなく)羽生選手の熱狂的なファンで、彼の側に付いてどんな不正でも正当化してしまうのです。
今回の出来事について、日本のファンが申し訳なく思っていることを、デニス選手とカザフスタンの方々に知っていただきたいです」

続く