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■今まで確認した宇野選手のジャンプの中で唯一、
「氷上での余分な回転の合計」が120度となった
ジャンプ4Loについて見てみよう。
他の人と比較してみよう。
宇野選手の4Loは離氷前 80度の回り過ぎが見逃されたが、
Nathan Chen選手の4Loは「氷上での余分な回転の合計」が150度で、
着氷時 110度回転不足で、宇野選手よりも、もっと酷い見逃しだった。。。
羽生結弦選手の4Loは「氷上での余分な回転の合計」が30度で、素晴らしい!
4Loは4Aを除く4回転のうちで最も難しいと言われるが、
ひょっとしたら、4Loは「氷上での余分な回転の合計」が大きくなりがちだから
難しいのかも知れない


宇野選手
> 1 4Lo 12.00 -2.16 (★このジャンプのみ、気になる)
> 離氷前 80度回り過ぎ
> 着氷時 40度回転不足 着氷乱れ
> 「氷上での余分な回転の合計」は120度。
> 90度を超えるので、問題あるようだ。×

Nathan Chen 2017 US International Classic FS
http://www.usfigureskating.org/leaderboard/results/2017/26189/SEGM004.html
   Base Value GOE
1 4Lo 12.00 1.60
離氷前 40度回り過ぎ
着氷時 110度回転不足
「氷上での余分な回転の合計」は150度。
宇野選手の合計120度よりも、もっと見逃しが酷いじゃないか。


羽生結弦 2017 World Championships FS
http://www.isuresults.com/results/season1617/wc2017/wc2017_Men_FS_Scores.pdf
   Base Value GOE
1 4Lo 12.00 2.43
離氷前 0度回り過ぎ
着氷時 30度回転不足
「氷上での余分な回転の合計」は30度。

さすが羽生選手。回転は充分、足りている。文句なし。