小塚 羽生は、昨季のような良い流れを作りたかっただろう。だが、ケガでそのリズムが切れ、五輪まで約4カ月実戦感覚が空くことになってしまった。
12月末の全日本選手権から、翌3月末の世界選手権まで3カ月間を空けて試合に臨む例は過去にあるが、いずれもピークを合わせられていない。
昨季4大陸選手権から世界選手権へといいリズムを作ったように、出場チャンスがあった4大陸選手権や五輪団体など実戦を挟むのが望ましい。
ケガの状態をギリギリまで見極めていると思うが、最後まで諦めないでほしい。