平昌オリンピックのフィギュアスケートに出場する宇野昌磨が15日、江陵アイスアリーナで公式練習を行いました。
練習後の取材に宇野は「自分に負けない演技をしたい」と、やる気をみなぎらせていました。リンクに戻ってきた羽生結弦選手を巡っても、積極的に発言しました。一問一答はこちら。

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ーー今の思いは?
「特別な思いがあるわけではないが、率直な気持ちは、久々に(羽生選手の)陰に隠れて試合を迎えるなって感じがします」

ーー陰に隠れるとは?
「今年は自分が練習しているときとか、アップとか、さまざまなところで結構注目を浴びることが、割と多かった。
ただ今回は、(羽生選手がいるため)視線をあまり感じないので、楽だなと思っています」

ーー団体戦後は?
「まあ、そんなに変わらずって感じです。(今日は)普通の練習がちゃんとできたんじゃないかな」

ーー団体戦後の練習量は?
「1日に2回で、ショートかフリーを1回ずつくらいの練習はしてきたので、特に落ちることはなくできていると思う。(コンディションについて)特に何か、不安を持っていることはないですね」

ーー羽生を見てどう思った?
「本当に久しぶりに会ったので、不思議な感じでした。『団体戦、よくあの中でがんばったね』って一声かけてもらった。僕は『失敗すると思っていたけど、何とかできました』と答えました」

ーー最終グループで滑る気分は?
「久々に楽しいというか、高まったという感じ。(リンクに)立ってすぐから、これだけやる気が出ているのは、久々だなって。自分に負けない演技をして、それを見せたいです」